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窓ガラスの種類とそれぞれの特徴は? どう選べばいい?

#窓ガラスの種類#窓ガラスの選び方#窓ガラスの費用

住宅に使用されるガラスは窓の場所やどんな目的で設置しているかによって、様々な種類を使い分けています。
また住んでいる人によっても、寒さ対策を重視したい人、防犯対策に力を入れたい人など、求める機能が異なります。

この記事では、ガラスの種類と特徴を紹介し、ガラスの選び方を解説します。
また、窓ガラスの交換費用の相場もお伝えするので、ぜひガラス選びの参考にしてください。

目次

・窓ガラスとは?
 └3窓の構成
 └窓ガラスの役割
・窓ガラスにはどんな種類がある?
・主な窓ガラスの特徴
 └単板ガラス
 └複層ガラス
 └Low-E複層ガラス
 └トリプルガラス
 └安全合わせ複層ガラス/防災安全合わせ複層ガラス
 └強化複層ガラス
 └網入り複層ガラス
 └耐熱強化複層ガラス
 └不透視ガラス
 └異厚複層ガラス
・目的別のガラスの選び方は?
 └断熱性を高めたい
 └防犯性を高めたい
 └自然災害に備えたい
 └騒音を抑えたい
・ガラスの性能を引き出すサッシとは?
 └サッシの種類

窓ガラスとは?

窓ガラスは、サッシと共に住宅の窓を形成し、家の中と外の世界をつなぎます。窓ガラスが窓の一部としてどう機能し、日々の生活にどんな影響を与えるかについて説明します。この小さな部分が、快適さや安全性に大きく貢献しているのです。

窓の構成

窓はサッシとガラスから成り立ち、私たちの生活を豊かにしてくれます。さらにサッシは、建物に固定する枠とガラスを支えるフレームで、木材やアルミニウムなど多様な素材から作られ、窓の開閉機能を提供します。ガラスには単層と複層の2種類があり、複層ガラスは2枚のガラスの間に空気の層を持ち、その断熱性で特に重宝されています。この組み合わせによって、窓は光を取り入れ、風を通し、快適で安全な空間を作り出します。選ぶ素材やガラスの種類によって、窓の性能は大きく変わります。

窓ガラスの役割

窓ガラスは、ただ光や風を取り入れるだけでなく、住まいを心地よい空間に変えるために欠かせない存在です。騒音を遮ること、冷暖房の効率を上げる断熱性、遮熱性により、快適な室内環境を実現します。また、防災や防犯にも一役買っています。窓は家の外観にも大きく影響し、デザインの一部として住まいの印象を決めます。技術の発展により、省エネ効果が高い高性能の窓ガラスが次々と開発され、これらは住まいのエネルギー消費を抑える上で大きな役割を果たしています。

窓ガラスにはどんな種類がある?

窓ガラスにはたくさんの種類があり、それぞれ機能が異なります。
ここでは、住宅でよく使用されるガラスの種類と特徴を紹介していきます。

主な窓ガラスの特徴

窓ガラスは住宅や建物にとって重要な役割を果たします。単板ガラスからトリプルガラス、安全性や断熱性に優れた特殊なガラスまで、様々な窓ガラスの特徴について紹介します。

単板ガラス

単板ガラスとは、透明で一枚だけのシンプルなガラスのことを指します。低コストで自然光をたっぷりと室内に取り込むことができるため、明るい空間を作り出すのに適しています。一般的に「フロートガラス」とも呼ばれ、その手軽さから多くの用途で使われています。ただし、断熱や防音の性能は複層ガラスに劣るため、温度差が少ない場所や、特に高い性能を求めない場合に選ばれます。断熱性の観点から新築住宅ではあまり採用されなくなっています。

複層ガラス

複層ガラスは、二枚以上のガラス板を一定の間隔で重ね、その間に空気層または特殊ガスを封入した窓ガラスです。この構造により、断熱性と防音性が大幅に向上し、季節を問わず室内の温度を快適に保つことができます。また、結露を抑え、外部からの騒音の侵入を減らす効果もあります。さらに、二重構造のため、防犯性にも優れている点が特長です。エネルギー効率の良さから、環境に優しい建材としても注目されており、新築やリフォーム時に選ばれることが多くなっています。

Low-E複層ガラス

Low-E複層ガラスは、特殊な金属膜でコーティングされたガラスで、太陽の熱を反射し室内の温度を快適に保ちます。この金属膜により、冬は暖かい空気を室内に留め、夏は外の熱を遮断する効果があります。UVカット機能も備えており、日焼けによる家具や床の色あせを防ぎます。さらに、エネルギー効率の向上により、省エネルギー対策としても優れています。遮熱タイプは夏の暑さ対策に、断熱タイプは冬の暖房効率を高めるのに役立ち、それぞれの季節に応じた室内環境を提供します。

トリプルガラス

トリプルガラスは、3枚のガラスと2つの隙間を利用して、冬は暖かく夏は涼しい室内環境を保つ窓です。この隙間には空気や特別なガスが充填され、Low-E複層ガラスを上回る断熱と防音の効果を発揮します。寒さや騒音に強いこのガラスは、エネルギーコストを削減し、住まいの快適さを格段に高めるために設計されています。

安全合わせ複層ガラス/防災安全合わせ複層ガラス

安全合わせ複層ガラスは、二枚のガラスの間に樹脂膜を挟んだ構造で、割れても破片が飛散しにくい安全性を持ちます。樹脂膜の厚さにより、0.76mm以上で「安全合わせ複層ガラス」、1.52mm以上を「防災安全合わせ複層ガラス」と区分しています。後者は特に、地震や台風などの災害時に窓ガラスの破損を防ぎ、屋内への影響を抑える設計が施されています。これらのガラスは防音機能やプライバシー保護のための乳白色フィルムの使用など、多様なニーズに応えるために設計されており、住宅から公共施設まで幅広く使用されています。

強化複層ガラス

強化複層ガラスは、二重の安全性を備えた革新的なガラスです。このガラスは、二枚のガラス板の間に挟まれた特殊フィルムを通じて、衝撃に強く、割れにくい性質を持っています。万が一破損した場合でも、フィルムがガラス片を保持し、怪我の危険を最小限に抑えます。そのため、自然災害が起こりやすい地域や安全性が求められる場所に最適で、断熱や防音の効果も期待できるため、エネルギー効率の向上にも寄与します。

網入り複層ガラス

網入り複層ガラスは火災防護に優れ、内部の金網が熱で割れたガラスの脱落を防ぎます。この金網は安全性を向上させ、火災時に炎や煙の拡散を遅らせる役割も持ちます。誤解されがちですが、防犯よりも防火に焦点を置いた設計で、住宅や公共施設での使用に適しています。

耐熱強化複層ガラス

耐熱強化複層ガラスは、透明性が高く防火性に優れたガラスで、高温環境でも割れにくい特徴を持っています。このガラスは、熱処理を施した強化ガラスと複数層の組み合わせにより、強度が増し、熱衝撃に強くなっています。そのため、室内の安全性を確保しつつ、快適な環境を維持できます。温度変化の激しい場所や安全と快適性を両立させたい建物の窓に最適で、万一の破損時も安全を配慮した設計となっています。

不透視ガラス

不透視ガラスは、外からの視線を遮りながら光を通す特殊なガラスです。型ガラス、すりガラス、ぼかしガラス、乳白タイプの安全合わせ複層ガラス、ミスト柄の強化複層ガラス、耐熱強化不透視タイプなど、様々な種類があります。これらはプライバシーを保護し、同時に空間のデザイン性を高める目的で使用されます。

異厚複層ガラス

異厚複層ガラスは、厚さが異なるガラス板を用いることで、音の共鳴を抑制し防音性能を向上させる技術です。この組み合わせにより、断熱と防音の性能が強化され、外層の厚みのあるガラスによって耐久力と防犯性が高まり、内層の薄いガラスが建材の軽量化とコスト効率を提供します。また、このガラスは特定の周波数の音波を効果的に遮断する能力を持っています。

目的別のガラスの選び方は?

ガラスの種類と特徴を紹介しましたが、実際にどうやってガラスを選べばよいのでしょうか?
ここでは、悩みに応じたガラスの選び方について解説します。
同じ窓でも設置している場所によって求めるものが違うので、ぜひ参考にしてください。

断熱性を高めたい

冬場に暖房をつけても全然暖まらない、窓からの冷気がひどくとても寒いなど、冬の寒さで困っている場合におすすめなのがペアガラス(複層ガラス)です。
ペアガラスは断熱効果があるので、部屋の中の熱が外に出ていくのを防いでくれますし、外の冷気が中に入るのも防いでくれます。

それでも暖かさが足りない場合は、二重窓にしたり、サッシを交換したり、より断熱効果の高い真空ガラスにするといった方法があります。

特にサッシの交換で改善することは多いです。
住宅によく使われているアルミサッシは気密性が低いので、サッシから熱が出て行ってしまったり、外気が入ってきたりします。
アルミサッシを樹脂製サッシにすることで気密性が高まり、熱の移動を防ぐことができます。

防犯性を高めたい

泥棒に入られてしまった、近所に不審者がでた、子どもが1人で留守番するようになったなど、防犯で不安があって対策をしたい場合は合わせガラスがおすすめです。

特に「CPマーク(防犯マーク)」がついている、防犯合わせガラスであれば効果が高いです。
防犯合わせガラスをつけることで、空き巣の侵入に時間がかかるだけでなく、CPマークがついているので防犯意識の高い家だと思わせられます。
不法侵入者は防犯意識の高い家をわざわざ狙うことは少なく、簡単に入れそうな家を選ぶので、入られるリスクも減らせます。

それでも侵入してくる空き巣はいますし、時間をかければ防犯合わせガラスでも割られてはしまいます。
そんな万が一のために、補助錠をつけておくと安心です。
また、センサーライトをつけることや、歩くと音が鳴る防犯砂利を敷くことも有効なので合わせて検討してください。

自然災害に備えたい

自然災害に強い窓ガラスとして「防災安全合わせ複層ガラス」が推奨されます。このガラスは、複数の強化ガラス層と樹脂膜を組み合わせており、地震や台風による窓の破損時でもガラスの飛散を防ぎ、怪我のリスクを軽減します。特に、割れにくさと、もし割れても破片が飛び散りにくい特性を持つため、災害時の安全対策として有効です。

騒音を抑えたい

踏切の近くに家がある、交通量の多い道路に面しているなど、外の音が気になる場合や、子どもが楽器を習っているなど、外に音を漏らしたくない場合は合わせガラスや真空ガラスがおすすめです。

どちらも防音効果があるので、防犯効果も求めるなら合わせガラス、断熱効果も求めるなら真空ガラスが良いでしょう。
ただし、アルミサッシの場合は気密性が低く音もれしやすいので、防音効果が落ちてしまいます。
ガラスの交換だけでなく、樹脂製サッシへの交換も検討が必要です。

ガラスの性能を引き出すサッシとは?

サッシは、窓ガラスを支え、建物に固定する枠組みです。窓の機能性はサッシによって大きく左右され、その材質や構造が特に断熱性に重要な影響を及ぼします。サッシを通じて、窓ガラスの可能性を最大限に引き出し、居住空間の快適性と安全性を向上させることができます。

サッシの種類

サッシ選びは、窓ガラスと同様に大切です。
素材によってアルミサッシ、樹脂サッシ、アルミ樹脂複合サッシ、木製サッシがあり、それぞれ特性が異なります。例えば、アルミサッシは軽くて加工しやすい一方で、断熱性に欠ける場合があります。樹脂サッシは断熱性に優れていますが、価格が高い傾向にあります。アルミ樹脂複合サッシは両者の良い点を兼ね備え、木製サッシはデザイン性と断熱性が魅力ですが、定期的なメンテナンスが必要です。
ガラスの種類によっても性能が変わるため、フロート板ガラスや複層ガラスなど、目的に合わせた選択が大切です。さらに、窓の形状はデザインや使い勝手に影響を与えるため、住宅や建物の設計に合わせて検討しましょう。

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