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ペアガラスは台風に強いのか?災害対策用に窓ガラスについてご紹介!

#ペアガラス#災害対策

最近住宅に使われることの多いペアガラスですが実は台風に強くありません。
ガラスが2枚使われているので頑丈なイメージがありますが、ガラス自体の強度が高いとは限らないんです。

そこで今回はペアガラスの特徴を解説し、台風の原因と対策を紹介します。
また、台風に強いガラスや交換するのにかかる費用の目安もお伝えします。

台風がきてから慌てなくて済むように、しっかりチェックしておいてくださいね。

目次

・そもそもペアガラスとは何か?
 └ペアガラスは台風に強いわけではない?
 └ペアガラスが台風に強い窓ガラスだと勘違いされた背景
 └ペアガラスの中でも災害用の製品
・台風で窓ガラスが割れてしまう原因と対策
 └対策①:シャッターや雨戸の設置
 └対策②:窓やドアの開閉を控える
 └対策③:窓の周りを片づける
 └対策④:外に置いてある物を片付ける
 └対策⑤:ガラスの飛散防止対策
・実際にガラスが割れてしまったらどうしたらいい?
 └まずは身の安全を確保!
 └ダンボール、ガムテープ(養生テープ)を使った処置の仕方
・台風に強い他のガラス製品
 └製品①:合わせガラス
 └製品②:強化ガラス
 └製品③:合わせ複層ガラス
 └製品④:防災防犯ガラス
・ガラスの交換を業者に依頼した場合の費用目安
 └ケース別①:台風による窓ガラスの破損
 └ケース別②:ペアガラスへの交換
 └ケース別③:ガラス戸の強化ガラスの交換

そもそもペアガラスとは何か?

ペアガラスとはそもそもどんなガラスなのでしょうか?
台風に強くない理由や、台風に強いと勘違いされた背景とともに紹介していきます。

ペアガラスは台風に強いわけではない?

ペアガラスとは2枚のガラスでできており、その間に中間層と呼ばれる空気層があるガラスのことです。
2枚のガラスがあるため頑丈なイメージですが、一般的なペアガラスの素材はフロートガラスと呼ばれる透明ガラスで、いわゆる板ガラスです。
そのため、衝撃に強い構造なわけではありません。

ではなぜ、住宅にペアガラスが使われているかというと、断熱や遮熱効果があるからです。
ペアガラスを使うことで、光熱費を抑えることができるので、住宅によく使われています。
防災用というわけではないので注意しておきましょう。

ペアガラスが台風に強い窓ガラスだと勘違いされた背景

ではなぜペアガラスが台風に強いガラスだと勘違いされているのでしょうか?
ペアガラスと同じように2枚のガラスを使う「合わせガラス」があります。
この合わせガラスとペアガラスを同じだと思っている人が多いことが勘違いされている背景です。

ペアガラスも合わせガラスも2枚のガラスを使い、ガラスの間に中間層があります。
この中間層が2つのガラスでは異なります。
ペアガラスは空気などの気体ですが、合わせガラスは樹脂膜が使われています。

合わせガラスは樹脂膜を使うことにより、物が飛んできても貫通しにくく、割れても破片が飛び散りにくいので、台風に有効なんです。

ペアガラスの中でも災害用の製品

ペアガラスが台風に強くないとお伝えしましたが、ペアガラスの中でも災害に強い製品もあります。
それは、ペアガラスの片面を合わせガラスにしている製品です。
つまり、ペアガラスは2枚ですが、その1枚を合わせガラスにするので、合計3枚のガラスになります。
断熱・遮熱効果も防災・防犯効果もある優れたガラスです。

台風で窓ガラスが割れてしまう原因と対策

台風で窓ガラスが割れてしまう原因は、強風によって物が飛んできてぶつかってしまうからです。
台風ほどの強風になると、看板が飛んでいってしまったり、屋根がはがれてしまったりして、窓ガラスにぶつかることがあります。

では、対策としてできることは何があるのでしょうか?
割れにくいガラスへの交換が一番ではありますが、それでも割れてしまうこともあるので、以下の4つの対策をしておくことをおすすめします。

対策①:シャッターや雨戸の設置

シャッターや雨戸を設置しておくと、ガラスが割れること自体を防いでくれます。
ガラスが割れてしまうと、交換するまでの間の防犯も心配です。
シャッターや雨戸があることで、物理的にガラスを守ることができます。

家の見た目を気にしてつけない方もいますが、デザイン性に優れたシャッターや雨戸もあるので、前向きに設置を検討してみてください。

対策②:窓やドアの開閉を控える

台風や強風が吹く際は、窓やドアの開閉を避けることが重要です。
これは、強風によって室内への風や雨の侵入を防ぎ、ガラス破片の飛散リスクを低減するためです。開けてしまうと、風が室内に強く流れ込み、窓やドアを操作する際に手間がかかったり、怪我の原因になったりすることがあります。
安全を最優先に考え、悪天候時は窓やドアをしっかりと閉じておくべきです。

対策③:窓の周りを片づける

窓の周りに物を置いていると、置いていた物が飛ばされて窓ガラスを割ってしまうことがあります。
特に、窓でガーデニングをしている人は、台風が近づいてきたら植木鉢を家の中に入れるようにしましょう。
どうしても屋内に置き場がない時は、窓ガラスに当たらない場所に、ひもなどで固定して飛ばないような対策が必要です。

対策④:外に置いてある物を片付ける

自転車や物干し竿など、普段から外に置いてあるものも、台風が近づいてきたら片づけましょう。
窓ガラスから遠いからといって油断をすると危険です。
強風によってかなり遠くまで飛ぶこともあるので、屋内に片づけるのが安全です。
屋内にスペースがない場合は、窓の周りの物と同じで、ひもなどで固定して飛ばないように対策をしましょう。

対策⑤:ガラスの飛散防止対策

ガラスが割れてしまった時に、破片が飛び散らないようにガムテープを貼る方法があります。
米の字になるように、縦横斜めにテープを貼ることで飛散防止に効果的です。
常にしておく対策ではありませんが、台風が近づいてきたら一時的な対策として有効です。

もっと効果を高めたい場合は、段ボールで窓ガラスを塞いだ状態にしてから、ガムテープを貼ると良いでしょう。
万が一、物がぶつかってガラスが飛び散ると大けがをする危険があるので、台風の時は早めに対策をとりましょう。

実際にガラスが割れてしまったらどうしたらいい?

ガラスが割れるという予期せぬ出来事には驚きと焦りがつきものですが、怪我を避けるためにも冷静に行動することが大切です。まず自分の安全を守る方法と、ダンボールや養生テープを使った一時的な対処法を紹介します。

まずは身の安全を確保!

台風で窓ガラスが割れた時は、焦らずまず安全を優先しましょう。
直ちにガラス片の処理を試みるのは避け、強風が収まるのを待つことが重要です。この状況では、自分や家族の身を守ることが最優先事項です。ガラスの破片による怪我を防ぐためにも、安全な場所へと移動し、暴風が落ち着くまで待つようにしてください。

ダンボール、ガムテープ(養生テープ)を使った処置の仕方

窓ガラスが割れる緊急事態に備える応急処置は、身の安全を確保することが最優先です。
台風などでの対策としては、窓に「米の字」にガムテープを貼る方法があります。これは、ガラス飛散を抑えるためです。ダンボールを敷いた上に養生テープを使うと、剥がしやすく安全性が高まります。
ガラスが割れた際は、安全対策として養生テープを用いて段ボールをガラス面に固定し、飛散を防ぐことが重要です。
これにより、割れたガラスが周囲に散らばるのを防ぎ、けが人が出るリスクを最小限に抑えることができます。

台風に強い他のガラス製品

台風でガラスが割れる原因と対策を紹介しましたが、割れにくいガラスにしておくことで万が一の時も安心です。
台風対策として有効なガラスを3つ紹介します。

製品①:合わせガラス

台風対策として一番のおすすめは合わせガラスです。
2枚のガラスの間に樹脂膜という中間膜があり、防災・防犯に効果を発揮してくれるガラスです。
ただ2枚のガラスを合わせているのではなく、中間膜があることによりガラスを強固にしてくれています。
また、物がぶつかってガラスが割れても、ガラスがほとんど飛散しないので、破片によるけがのリスクも軽減されます。

製品②:強化ガラス

通常のガラスよりも強度の高い強化ガラスも台風対策として使えます。
特に風に対する強度が高く、通常のガラスの3倍~5倍の風圧に耐えることが可能です。
また、物がぶつかってガラスが割れた時に、破片が細かい粒状になるので、ガラスの破片でのけがを予防することができます。

製品③:合わせ複層ガラス

ペアガラスの1枚が合わせガラスになっているのが合わせ複層ガラスです。
ペアガラスの特徴である断熱・遮熱と合わせガラスの特徴である防災・防犯の両方の効果が期待できるガラスです。
ただ他のガラスと比べると、ガラスを3枚使うので厚くなりますし、値段も高くなってしまいます。
またガラスが厚いので、今ついている窓枠にはめられず、枠ごと交換しなければならないこともあります。

費用をかけてでも、断熱・遮熱と防災・防犯の両方の効果が欲しい人におすすめです。

製品④:防災防犯ガラス

防災防犯ガラスは、2枚のガラス間に1.5ミリ以上の合成樹脂を挟み込み圧着された合わせガラスです。
このガラスは耐久性が高く、通常のガラスより破壊に強いのが特徴。強風や飛来物の衝撃から建物を守り、ガラスが割れても破片の飛散を抑えます。特殊な中間膜が入っているため、台風や自然災害、防犯面でのリスクに対しても高い安全性を確保し、被害を最小化する効果があります。

防災防犯ガラスは台風の被害を削減してくれる

合わせガラスなどの特殊なガラスは、その耐貫通性能の高さから万一割れても破片がほとんど飛散せず、周囲への危険を大きく減少させます。一般のガラスが約50〜60%飛散するのに対し、このガラスは約2%の低飛散率を誇り、破片の重さも最大25グラムに抑えられています。これにより、自然災害時においても二次被害を防ぐことができるのです。

ガラスの交換を業者に依頼した場合の費用目安

では実際に、ガラスの交換を業者に依頼した場合、どれくらいの費用が必要なのでしょうか?
いくつかの事例から費用の目安をお伝えします。

ケース別①:台風による窓ガラスの破損

■依頼
台風で物がぶつかってしまい、窓ガラスが割れてしまった。

■対応
窓ガラス2つのうち1つのガラスが割れている状況で、型板ガラスと呼ばれる曇りガラスが使われており、すぐに交換対応しました。

ただ、今回のように台風で物が飛んでくると、また割れてしまう危険性があるので、雨戸の設置や割れにくいガラスへの交換も考える必要があります。
費用がかかることなので、すぐに雨戸の設置や交換などではなく、修繕のタイミングなどで検討されることを提案しました。

■材料と費用
ガラスの種類:型板ガラス(曇りガラス)
ガラスの大きさ:90cm×90cm
ガラスの枚数:1枚

費用:28,500円

ケース別②:ペアガラスへの交換

■依頼
窓からの冷気が寒いので、窓ガラスを断熱できるものに替えたい。

■対応
断熱に効果があるペアガラスを提案し、了承いただいたのですぐに交換しました。
既存のサッシにもつけられるペアガラスにすることで、費用を抑えて取り替えられます。

■材料と費用
ガラスの種類:ペアガラス
ガラスの大きさ:90cm×90cm
ガラスの枚数:2枚

費用:72,000円

ケース別③:ガラス戸の強化ガラスの交換

■依頼
ガラス戸に勢いよく物をぶつけてしまい、ガラスが粉々に割れてしまった。

■対応
ガラス戸の1枚が粉々に割れており、強化ガラスが使われていました。
お客様は粉々になったのでびっくりされたとのことでしたが、強化ガラスの特徴として割れると細かい粒状になります。
交換自体は通常のガラスと変わらないので、すぐに対応しました。

■材料と費用
ガラスの種類:強化ガラス
ガラスの大きさ:90cm×180cm
ガラスの枚数:1枚
費用:38,500円

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