ガラス戸の修理費用はいくらかかる?ガラスの種類や修理方法についても紹介
        
        ガラス戸が破損してしまったら、焦るかもしれませんが、落ち着いて対処することが大事です。
        DIYで修理できるのか、それとも業者に依頼すべきなのか迷う人もいるでしょう。業者に依頼するなら、修理費用なども気になるところです。
        本記事では、ガラス戸の修理費用や修理方法などについて紹介していきます。
        
目次
└安全確認
└ガラス戸の修理費に保険が適用できるか確認
・ガラス戸修理に使われるガラスの種類
└フロートガラス
└すりガラス
└型板ガラス
└網入りガラス
└強化ガラス
└防犯ガラス
└ペアガラス
・ガラス戸修理で必要な道具
└新しいガラス
└ガラスカッター
└定規
└ドライバー
└軍手
└ダンボール、新聞紙
・ガラス戸の修理方法
└ガラス戸を外す
└ガラスを固定している木枠を外す
└新しいガラスを切断する
└新しいガラスをはめる
└ガラス戸を元の場所に戻す
・ガラス戸修理を専門業者に依頼した場合の費用
・ガラス戸修理をにかかる時間の目安
└フロートガラス
└ペアガラス
・ガラス戸修理の事例
・まとめ
ガラス戸を修理する前に確認しておくべきこと
壊れたガラス戸を修理する前に次のような点を確認しておきましょう。
安全確認
    ガラス戸が破損すると、破片が周囲に飛び散るでしょう。
    まずは、ガラスの破片が飛び散っている範囲を確認しましょう。
    小さな子供やペットなどがいる場合には、飛び散ったガラスの破片を踏むなどして怪我をしてしまうおそれがあります。
    そのため、別室に移動させるなどして、その範囲内に近づけさせないようにしておくことが大切です。
    安全確認がとれてから、修理の準備や業者への連絡を行いましょう。
ガラス戸の修理費に保険が適用できるか
    ガラス戸の修理をするのに保険が適用できる場合もあるため確認しておきましょう。
    保険が適用されるかどうかは、ガラス戸が破損した原因と契約内容によります。
    たとえば、強風による飛来物で破損したなら、火災保険が適用されるという具合です。
    判断しがたい場合には、保険会社に問い合わせてみましょう。
ガラス戸修理に使われるガラスの種類
ガラス戸修理では、主に次のような種類のガラスが使用されます。
フロートガラス
フロートガラスは透明のガラスで、窓ガラスなどに使われていることも多いです。 透明で向こう側もはっきりと見ることができます。 厚みはものによって差がありますが、ガラス戸に使われるのは2~8ミリ程度です。
すりガラス
    すりガラスは、不透明に見えるように表面に細かな傷のような加工が施されているガラスです。
    光を取り入れられますが、向こう側をはっきりと見ることはできません。
    一般的な住宅の玄関のドアや部屋のドアなどに幅広く使用されています。
    ただし、水に濡れると向こう側が見えてしまうため、浴室のドアなどにはあまり向きません。
型板ガラス
型板ガラスは、片面のみ表面に細かな凹凸の加工が施されているガラスのことです。 すりガラスと同様に、光を取り入れることができて、向こう側がはっきり見えません。 しかし、水に濡れても、向こう側は見えないという点ですりガラスと異なります。 浴室のドアなどに向いているでしょう。
網入りガラス
網入りガラスは、内部に網状のワイヤーが入っているガラスのことです。 やや厚めで破損しても、破片があまり飛び散りません。 ただし、ワイヤーは金属であるため、高温になると熱割れのリスクがあります。
強化ガラス
強化ガラスは、特殊な加工により通常の単板ガラスの3~5倍程度の強度を誇るガラスのことです。 安全性を重視した作りになっており、万が一割れた場合でも破片は細かくなりやすい性質を持ちます。
防犯ガラス
防犯ガラスは、2枚のガラスを特殊なフィルムを使用して張り合わせて強度を高めたガラスのことです。 その名称通り、防犯性に優れており意図的に割ろうとしてもなかなか割れません。
ペアガラス
ペアガラスも2枚のガラスを組み合わせたガラスですが、間に空気層が作られています。断熱性や遮熱性に優れているのが特徴です。
ガラス戸修理で必要な道具
ガラス戸の修理をDIYで行う場合に必要な道具について見ていきましょう。
新しいガラス
交換用のガラスは、ホームセンターやガラス屋などで取り扱っています。 ネット通販でも購入可能です。あらかじめ枠の大きさや厚みを測っておき、小さすぎないものを選びましょう。
ガラスカッター
ガラスカッターは、ガラスの大きさを調整して枠にピッタリ合わせるのに使用します。 主にホームセンターやネット通販で購入可能です。
定規
定規はガラスの大きさを調整する際に、ガラスカッターと一緒に使用します。 基本的にガラスの一辺よりも長い定規が必要です。
ドライバー
ドライバーはガラス戸の枠を外す際に使用します。 ネジの種類はガラス戸によって異なるため、あらかじめ確認した上でそれに合ったドライバーを用意しておきましょう。
軍手
素手で作業を行うと怪我をしてしまう可能性があるため、厚めの軍手が必要です。
ダンボール、新聞紙
破損したガラスを取り外して廃棄するときに、新聞紙で包んでダンボールに入れます。
ガラス戸の修理方法
ガラス戸を修理する手順について見ていきましょう。
ガラス戸を外す
最初にガラス戸をレールから外しましょう。ガラス戸を持ち上げて下のレールから浮かせた状態で手前の方に引くと外しやすいです。
ガラスを固定している木枠を外す
木枠がネジで固定されている場合には、ネジを外しましょう。それから弓なりに木枠を持ち上げると、破損したガラスが外れます。
新しいガラスを切断する
木枠の大きさにピッタリとはまるように、新しいガラスを切断してサイズを調整しましょう。 このとき、定規を当てながらガラスカッターを使用します。曲がってしまわないように注意が必要です。
新しいガラスをはめる
サイズを調整した新しいガラスを木枠にはめ込んで、ネジを締めます。外れてこないかどうかの確認も行いましょう。
ガラス戸を元の場所に戻す
ガラス戸を元のレールにはめ込みます。外すときとは逆に、上側をはめ込んでから下のレールにはめ込むと上手くはまりやすいです。
ガラス戸修理を専門業者に依頼した場合の費用
    ガラス戸の修理を実際にDIYで行うのはかなり難しいです。
    そのため、なるべく専門業者に依頼して行うのが無難でしょう。その際に気になるのは費用です。
    ガラス戸修理を専門業者に依頼した場合の費用は、5,000~30,000円程度かかります。
    基本的に交換用のガラスが大きい場合や、厚い場合などには費用が高めです。また、ガラスの種類によっても差が出ます。
ガラス戸修理をにかかる時間の目安
ガラス修理を専門業者に依頼した場合の時間の目安について見ていきましょう。
フロートガラス
    交換用のガラスにフロートガラスを使用する場合には、30分~1時間程度で作業が完了します。
    オーソドックスなタイプのガラスであるため、たいていの業者では在庫があり、即日での対応も可能です。
ペアガラス
ペアガラスを使用する場合には、作業時間はフロートガラスとそれほど変わりません。 しかし、業者の方でペアガラスの在庫がないことが多く取り寄せが必要です。そのため、問い合わせをしてから数日程度かかります。
ガラス戸修理の事例
    1つ目は転倒した拍子で部屋のガラス戸にぶつかってしまい、割れてしまったという事例です。
    ガラス戸は木製で、やや厚めの型板ガラスが使用されていました。
    よくあるタイプのガラスで在庫もあったため即日対応できました。費用は3万円弱です。
    次に台風による飛来物で大きな窓のガラスが割れてしまったという事例です。
    通常のフロートガラスのため、在庫もあり即日対応できました。
    また、火災保険の対象になる事案だったため、申請手続きのための書類の記入も行いました。費用は約3万円です。
    部屋の掃除をしているときに、誤って掃除道具を出窓にぶつけてしまい、ガラスが割れてしまったという事例もあります。
    2階の部屋でしたが、お客様が即日での修理を希望していたため、足場をくまずに梯子を使用して作業を行いました。
    交換したガラスは、小さめの型板ガラスで費用は3万円強です。
    ペットが庭のテラス戸にぶつかって、ガラスが割れサッシ周りも破損してしまった事例もあります。
    ガラスは通常のフロートガラスで、サッシ周りの破損も比較的簡単に修理できる内容だったため、即日修理で対応しました。
    費用は2万円強です。
まとめ
ガラス戸の修理は一般の人がDIYで行うことも可能ですが、決して簡単な作業ではありません。 ガラスカッターなど専用の道具も必要です。 また、ガラスの取り扱いには注意が必要で、油断すると怪我をしてしまうこともあります。 そのため、多少費用がかかっても専門業者に依頼することをおすすめします。
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