【窓ガラス割れた】安全な片付けの方法と応急処置の仕方。費用の相場についても徹底解説
    窓ガラスが割れたとき、どのように対処したらよいのかわからなくて困ってしまうこともあるでしょう。安全にガラスを片付ける方法や応急処置の仕方、修理業者の選び方をご紹介します。また今後、窓ガラスが割れないようにするため、ガラスが割れる原因も知っておきましょう。
目次
・割れたガラスの片付け方法
└応急処置の方法
└応急処置はあくまでその場しのぎであると考える
└手袋やスリッパ等を装着して安全を守る
└サッシに固定したまま作業を行う
└軽微なひび割れや傷がガムテープで応急処置
└ガラスのひび割れにはコーキング剤も使用可能
└穴は段ボールを用いてふさぐ
└最後にガラス全体をテープで覆う
└台風や激しい雨の際には無理しない
・ガラスの割れ方は原因によって変わる!?
└ガラスへの衝撃による割れ方の違い
└ガラスの加工による割れ方の違い
└ガラスの割れる原因とは
└ガラスが割れないようにするポイント
・ガラス交換業者を選ぶ時のポイント
└専門業者か
└料金設定は明確か
└複数社から見積もりをとる
└保証・アフターサービスはあるか
・まとめ
窓ガラスが割れたときの応急処置・掃除のやり方
    
        窓ガラスが割れてしまったとき、どのように対処したら良いのかわからず困ってしまうものです。
        またガラスが割れる原因、ガラスを割らないのポイントなども記載しておきます。今後、ガラスを割ってしまわないように参考にしてください。
    
割れたガラスの片付け方法
割れたガラスはガラス修理業者に片付けを依頼することもできますが、人の行き来が多い場所や子供やペットがいる家庭では片付けずに生活することが難しい場合もあります。自分で片付ける場合は怪我に気をつけて行いましょう。
応急処置の方法
割れたガラスの応急処置は風雨による二次被害を防ぐために行います。具体的には次のようなことです。
            ・雨が家の中に入るのを防ぐ
                ・風により、割れたガラスの破片が飛ぶのを防ぐ
            
            ガラスが割れたのが晴れた風のない日で、修理業者がすぐに来てくれる場合は応急処置の必要がないこともあります。特にガラスが割れた場所が作業をしにくい高所や狭い場所であれば、無理して作業をするよりも少しでも早く修理に来てくれる業者を探す方がおすすめです。
            応急処置の必要性を見極めた上で行いましょう。
        
応急処置はあくまでその場しのぎであると考える
        夜間に窓ガラスが割れた場合や、修理業者をすぐに呼ぶのが難しい状況であれば応急処置によってひび割れや穴をふさぐことも考えましょう。
            しかし、窓ガラスは強い日差しや風雨に常にさらされており、応急処置のままでは、さらにガラスが割れたり、風雨により室内に水が侵入するなどのさらなる被害につながる可能性があります。
            応急処置はガラス修理業者に依頼するまでの一時的な対応であると考え、家を守るために早めに修理を行いましょう。
        
手袋やスリッパ等を装着して安全を守る
窓ガラスの応急処置や片付けをする際は、必ず手袋やスリッパを装着し、ガラスの破片で怪我をしないようにします。
            手袋は軍手や厚手のゴム手袋を使用します。手のひらや指先を保護できる園芸用手袋もおすすめです。
            スリッパはできるだけ底の厚いものを装着します。可能であればスリッパよりも底の厚い靴の方が安心です。
            またできるだけ肌の露出を避けるため長袖長ズボンを着て作業をし、膝を床につかないようにします。帽子や三角巾など髪の中にガラスが入らない工夫をするとより安全です。
        
サッシに固定したまま作業を行う
通常窓ガラスはサッシに固定されており、サッシはレールに取り付けられています。
            割れたガラスを応急処置する際、サッシをレールに取り付けたままで行います。ガラスが割れた状態でサッシを取り外そうとするとガラスに力がかかり、今以上にガラスが割れてしまうかもしれません。
            また不慣れな方はレールからサッシを取り外すときに、割れたガラスに触れてしまうこともあります。危険なのでサッシに固定した状態で作業を行いましょう。
        
軽微なひび割れや傷がガムテープで応急処置
        応急処置を行う際は、ガラスにどのような損傷があるのか状況の確認をしましょう。以下のような場合はガムテープを使えます。
            ・ひび割れている
                ・ガラスには穴が開いていない
            
            作業の工程
            ①まずは室内側から作業する
            ②ひびが入っている部分全体にガムテープを貼る
            ③屋外からもガムテープを貼る
            作業を行う際の注意点は、テープを貼るときにガラスに力を加えないことです。ひび割れがあると弱い力でも簡単に穴が開いてしまうことがあります。
            ガムテープを貼るときは、一度で全体を貼ろうとせず、ひびを少しずつ覆うイメージで行いましょう。
            割れたガラスの応急処置で使うガムテープは、紙テープよりも耐久性・耐水性が高い布テープや養生テープの方が向いています。
        
ガラスのひび割れにはコーキング剤も使用可能
ひび割れだけであればガラスや陶器用のコーキング剤を使って応急処置できます。コーキング剤を使った対応はひび割れによる隙間を塞げる点がメリットです。
            しかし、コーキング剤が乾くまでに時間がかかる点や液だれに注意しながら上手にひびにコーキング剤を乗せるのは難易度が高い点がデメリットになります。日頃からコーキング剤を使い慣れている方向けの方法です。
        
穴は段ボールを用いてふさぐ
        窓ガラスが割れた穴はガムテープと段ボールを使って塞ぎます。
            ①ひび割れ部分をガムテープで覆う
            ②穴全体を覆える段ボールを用意し、室内側から窓に当てて段ボールの周囲をガムテープで固定する
            ③外側からも同様にガムテープと段ボールを使って作業をする
            まず、ひび割れ部分の応急処置をします。室内側から行い、強い力を加えないよう注意が必要です。特に穴の周辺は弱い力でも簡単に被害が広がってしまいます。
            ひび割れを覆えたら、穴全体が覆える大きさの段ボールを用意し窓ガラスに固定します。テープをしっかり貼ろうとするとガラスで手を切ったり、ガラスに強い力が加わりやすいので、注意が必要です。
            また外側からの作業は無理のない範囲で行います。高所など作業しづらければ安全のため作業をやめておきましょう。
        
最後にガラス全体をテープで覆う
最後にガラスに十字やバツ状にテープを貼り、ガラスの飛散が今より広がらないようにします。
            ガラスにテープを貼るとガラスの飛散は防げますが、割れたガラスの補強にはなりません。掃き出し窓のように高さがある窓などガラス全体にテープを貼るのが難しい場合は無理をせず、早めに専門業者に交換を依頼しましょう。
        
台風や激しい雨の際には無理しない
        割れたガラスの応急処置を行う際は、安全が確保されていることが重要です。安全が確保されない場合は無理して行う必要はありません。
            例えば台風のような強風が吹き荒れているときは作業中に割れが広がり破片が飛んでくる可能性もあります。また激しい雨の中の作業は手や足が滑って怪我をするかもしれません。
            安全に作業できる場合のみ応急処置をしてください。
        
ガラスの割れ方は原因によって変わる!?
保険を利用して修理する際や今後窓ガラスが割れないような工夫をするためには、ガラスが割れた原因を知ることが大切です。しかしガラスが割れたときにいつも家にいられるわけではありません。気づいたら窓ガラスが割れていたということもあります。
    ガラスが割れた瞬間を見逃してしまうと割れた原因がわからないと思うかもしれませんが、ガラスの割れ方を見ると原因がわかることがあります。また加工をしたガラスは割れ方にも特徴があります。
    ガラスの割れ方から割れた原因を確認してみましょう。もし自分ではわからない場合は修理業者などの専門家に見せると良いでしょう。
ガラスへの衝撃による割れ方の違い
ガラスは強い衝撃を受けると割れる性質があります。ガラスにかかる衝撃には2種類があります。
            地震でのガラスの破損は次のような例があります。
            ・曲げ破壊
                ・ヘルツ破壊
            
            曲げ破壊とはガラスに重みがかかりガラスがたわみ、たわみの角度に耐えられなくなったときの割れ方です。具体的な例としてはガラスにボールが当たった、強風の風圧が原因の場合などがあげられます。
            曲げ破壊でガラスが割れたときの特徴として、ガラスと接触している面積が大きい物が、比較的遅い速度でガラスに接触した場合に起こります。
            曲げ破壊の割れ方は、物が当たった場所を中心に放射状にひびが入ります。ひびは衝撃が加わった面だけでなく裏面(屋外から物が当たった場合の室内側)も割れているのが特徴です。
            一般的な家庭の窓ガラスは3〜5mm程度の厚さで、曲げ破壊が起こりやすいです。
            ヘルツ破壊とは小さくて硬い物が高速でぶつかったときに、その衝撃が応力波としてガラス内部に伝わりガラスが割れることです。例として高速道路で小石がフロントガラスにあたり割れる場合があげられます。
            ヘルツ破壊のガラスの割れ方は、局所的に穴が空きガラス全体への被害が生じにくいという特徴があります。ヘルツ破壊で空く穴は「ヘルツコーン」と呼ばれる円錐形で、衝撃が加わった面から裏側に向けて穴が大きくなっているのが特徴です。
            ヘルツ破壊の後に曲げ破壊が起きてガラス全体が割れることもあります。
            
        
ガラスの加工による割れ方の違い
ガラスにはさまざまな種類があります。耐久性を高めたり燃えにくい加工をしてあるものもあり、特殊な加工をしたものは割れ方も特殊です。一般的なガラスの割れ方と比べてどのように違うのかご紹介します。
            ここでいう一般的なガラスとは透明な1枚ガラスです。紫外線カットや熱を吸収するタイプも一般的なガラスと同じ割れ方をします。
            一般的なガラスの割れ方は次の2つの特徴があります。
            ・衝撃が加わった場所を中心に周囲にひび割れが広がる
                ・鋭利な角がある大きな破片ができる
            
            鋭利な角のある大きな破片ができるので、破片で手を切るような2次被害が起こります。
            網入りガラスとはガラス内部に網目状の金属が入っているガラスです。防火設備として設置されています。網が入っているので破片が落ちにくく、割れても大きな穴が空かないという特徴があります。
            強化ガラスは一般的な透明のガラスを熱処理して強度を高めたガラスです。大きな面で受ける衝撃に強く表面がひび割れる程度の破損で済むこともあります。しかし、小石などの小さいものがぶつかった衝撃には弱く、中心部までひびが入ると全体にひびが広がり細かい粒状に割れます。
        
ガラスの割れる原因とは
        ガラスが割れる原因は主に次の3つです。
            ・ガラスの経年劣化
                ・気温や温度の差
                ・カラスなどの動物やその他飛来物
            
            10〜15年するとガラスの経年劣化が進み、耐久性が下がります。劣化の原因は砂などによる細かい傷や紫外線、雨などの水分などです。屋外に接している窓ガラスの経年劣化は避けられず、劣化が進むと通常では割れることのない小さな衝撃でも窓ガラスが割れます。
            またガラスは気温や温度の差の影響で割れることもあります。ガラスは熱せられると膨張します。太陽のあたりやすい場所や暖房などの温風が当たる場所は温まり膨張し、冷たい部分との膨張率の差で割れてしまいます。
            温度差によるガラスの割れ方は「熱割れ」と呼ばれ、温度差が大きいほど起こりやすいです。特に冬のガラスが冷たい時期には注意しましょう。
            飛来物による衝撃もガラスが割れる原因です。窓ガラスにぶつかるものは鳥などの生物の他、石やボールなども考えられます。
            外部からの飛来物によるガラスの割れは対策が難しいです。特に突風のような自然災害が原因の場合は仕方ないと考えるしかないでしょう。
        
ガラスが割れないようにするポイント
ガラスが割れないようにするポイントは経年劣化を防ぎガラスの温度差を少なくすることです。
            経年劣化を防ぐには、すだれなどで直射日光を避け、雨のあとは水分を拭き取り定期的な清掃を行います。また小さな傷対策としてフィルムシートを利用するのもおすすめです。
            ガラスの温度差を避けるには直射日光を避ける他、温風が当たらないように暖房器具や室外機などの設置場所を見直してみるのもよいでしょう。
        
ガラス交換業者を選ぶ時のポイント
    窓ガラスの交換依頼は不慣れな方が多く、業者選びに困ってしまいます。ガラス交換業者を選ぶときのポイントや注意点をご紹介します。
専門業者か
ガラスの交換依頼先は主に2種類あります。
            ・ガラス交換専門の業者
                ・ハウスメーカー
            
            ガラス交換の専門業者は対応の速さがメリットです。土日や夜間でも対応しているところが多いため、あなたの都合に合わせて依頼できます。デメリットは信頼できる業者かどうかが判断しにくい点です。
            ハウスメーカーに依頼するメリットは、すでに付き合いのある業者に依頼できる点と、特殊なガラスでも在庫がある点です。デメリットとしては時間外の対応をしていないので土日や夜間は対応していない点と、正規価格で販売しているため修理費用が高い点です。
            どちらに交換依頼をすると良いのかは、ケースごとに異なります。対ウオの速さや特殊ガラスへの交換など、あなたが重視することを決めて選びます。
        
料金設定は明確か
ガラス交換の料金は次のようなものによって変動します。
            ・ガラスの種類
                ・ガラスの大きさ
                ・作業場所の危険性
                ・出張費
            
            業者によってはホームページに細かい金額を記載している業者もありますが、最終的な料金は見積もりを出すまでわかりません。
            見積もり依頼をする前に問い合わせると選びやすくなるでしょう。
        
複数社から見積もりをとる
複数者から見積もりをとるメリットは相場がわかりやすい点と、他の業者とのサービスの差を確認できる点です。相場と大きく違う業者は高すぎる場合も安すぎる場合も避けた方が良いでしょう。
            見積もりでは内訳も確認して内容に納得できるか確認し、他の業者とのサービスの差も比較検討します。明確ではない料金があればこの時点で確認しておきましょう。
        
保証・アフターサービスはあるか
ガラス修理業者の中には保証やアフターサービスが充実している業者もあります。もし施工後に不具合があった場合に対応してもらえるほか、今後のガラス交換について相談に乗ってもらえることもあります。
            ただし保証やアフターフォローの料金がガラスの修理料に含まれていると考えると、他社よりも修理料が高額になる可能性があります。
        
まとめ
ガラス交換は専門家に頼るのがいいですが、中には「高額な請求をされた」などトラブルもあるようです。トラブルにならないためにも業者選びが大切です。ぜひ参考にしてください。
    ガラスが割れたときは自分の安全を確保した上で片付けや応急処置を行います。応急処置は一時しのぎなのでガラスの交換は必要です。
    ガラス交換は専門家に依頼するのがおすすめです。しかし「高額な請求をされた」というトラブルも聞くので、しっかり修理業者を選びトラブルを防ぎましょう。ぜひ参考にしてください。
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