【ドアガラス】玄関や部屋のドアガラスが割れた時の応急処置や修理費用について解説!
    ドアのガラスが割れた時はどう対処するべきでしょうか。ドアガラスが割れると、破片で怪我をしたり、空き巣が侵入したりする可能性があるため、早急な対処が必要です。
        
        この記事では、ガラスが割れた際に知っておくと便利な応急処置や交換方法、業者に依頼する際に覚えておくと便利なポイントについても解説していますので参考にしてください。
    
目次
・ドアガラスの種類
└引き戸タイプのドア
└押し引きタイプのドア
└かすみガラス
└ワイヤー入りガラス
└ペアガラス
└防犯ガラス
・応急処置の方法
└準備
└ガラスの破片の処理
└破損した部分の処理
注意点
・ドアガラスのDIYの方法
└部屋のドアガラスの場合
└お風呂のドアガラスの場合
└玄関のドアガラスの場合
・ドアガラスの修理相場
└料金事例
└修理にかかる時間
└業者に依頼する際のポイント
・ガラス修理業者の選び方
└見積もりの詳細さ
└保証の有無・内容
└対応の素早さ・丁寧さ
・まとめ
ドアガラスを割ってしまった!
    ドアのガラスを割ってしまった際は、至急対処すべきです。
        
        割れて飛散したガラスは目視で確認しづらく、しっかりと処置しておかなければなりません。一緒に生活している家族が、破片で怪我をしてしまう可能性があるためです。
        
        また、ドアガラスが破損した場合は、空き巣被害のリスクが上がります。外から割れたガラスの中に手を入れ、鍵を解錠することも可能です。よって、ドアガラスが割れている状況は、セキュリティのリスクが高まっていると認識しなければなりません。ドアのガラスが割れた際はすぐに対処しましょう。
    
ドアガラスの種類
割れたドラガラスの種類や状況によっては、自分で対処できる場合もあります。また、依頼する際の説明や見積りがスムーズに進行し、すばやい交換が可能です。よって、まずドアガラスを把握しておくのがおすすめです。ドアの種類と、使用するガラスの種類について確認していきましょう。
引き戸タイプのドア
引き戸タイプのドアは、進行方向に対して左右にドアを動かし入室するドアです。ドアを開けた際、通行方向にドアがなく、スムーズな通行が可能なドアです。さらに前後に開かないことで、人にドアをぶつけてしまうことがないため、人の通行量が多いところでは安全に通行できます。押し引きタイプのドアと比較して開閉が軽いため、子供やお年寄りでも簡単に開閉できるので、バリアフリーの観点からもおすすめです。
            
            一方で、設置の際にドアの収納スペースが必要であるため、部屋を広く使用できないのがデメリットです。また、ドアのスムーズな開閉のために設けられたレールのクリアランスにより気密性が低くなり、外気に影響を受けやすい特徴があります。さらに、構造上レールが不可欠で、つまずく恐れがあるため、お年寄りなどの足が不自由な方は注意が必要です。
        
押し引きタイプのドア
押し引きタイプのドアは、進行方向に対して押す、または引いて開閉するドアのことです。押し引きタイプのドアは、引き戸タイプに比べ気密性が高く、外の気温に影響を受けにくいというメリットがあります。遮音性にも優れるため、道路などに接した玄関に使用すると快適に生活できるでしょう。また、レールが必要ないため、つまずくこともありません。
            
            しかし、ドアが重い傾向があり、高い機密性により、力のないお年寄りなどは開閉に苦労する可能性があります。
        
かすみガラス
かすみガラスとは、一般的なガラスの片面に模様をつけた、型板ガラスの一種です。模様があるため透明度が低く、視線を遮る効果があります。 
            
            かすみガラスは一般的なガラスのように透明ではないため、光を取り入れづらい印象があります。しかし、光を取り入れる量は一般的なガラスと変わりません。光を取り入れつつ視線を遮る効果があるため、他人に屋内を見られたくない通行量の多い窓や、浴槽などに広く使われているガラスです。
        
ワイヤー入りガラス
ガラスの中にワイヤーが封入されている網入りガラスと呼ばれているガラスです。建築基準法で定められた防火地域、準防火地域に該当する場所では、網入りガラスを使用するよう定められています。
            
            火事で発生した炎によってガラスが割れても、封入されているワイヤーが破片の飛散を抑えます。よって、火の粉や炎が通りづらくなるため、延焼を防ぐ効果を持つガラスです。また、破片が飛び散りにくいので、不注意で割ってしまったとしても怪我がしづらいというメリットがあります。
        
ペアガラス
ペアガラスとは、2枚のガラスをペアにしたガラスで、間に中間層を作り空気や特殊なガスを閉じ込めています。中間層があるため、一般的なガラスと比較して、室内の気温が外気温に影響されにくい効果を持つガラスです。室内の気温が変化しにくいため、結露が発生しにくく、高い断熱性能が期待できるメリットがあります。
            
            また、2枚のガラスを組にする性質から、防犯、防音など特殊な機能のあるガラスを組み合わせて設置できます。省スペースで多くの機能を併せ持つことが可能な便利なガラスです。
        
防犯ガラス
防犯ガラスは、耐貫通性能の高い中間幕を2枚のガラスで貼り合わせたガラスです。空き巣の70%以上は、ガラスを破って侵入するというデータがあります。また、空き巣は2分以上かかると侵入を諦める傾向があります。したがって、貫通性能が高く、侵入するのに時間がかかる防犯ガラスに変更することで、住宅のセキュリティ性能を向上させられるでしょう。
応急処置の方法
ガラスが割れた際は、すぐに処置しましょう。ガラスが割れてしまった場合、自分で交換せずに修理業者に依頼する方も多いと思います。しかし、業者の到着までただ待っていると、家族がガラスを見落とし、怪我をする恐れがあるため、得策ではありません。
    
    自分でできる応急処置のやり方を知っておくことで、怪我をするリスクを減少させられます。ガラスが割れた際、ガラス修理業者が到着するまでに自分でできる応急処置の方法を紹介します。
準備
散乱したガラスを片付けるため、以下のものを用意しましょう。
            
            ・防刃手袋
            ・ほうき
            ・ちりとり
            ・長袖長ズボン
            ・厚底の靴
        
ガラスの破片の処理
まず、怪我をしないために手袋、長袖長ズボン、厚底の靴を着用し、床に散乱した目視で確認できる大きな破片をほうき、ちりとりで片付けます。
            
            次に、細かいガラスの破片に対しては、掃除機を使用するか、粘着ローラーを使うのがおすすめです。処理が早く、取り逃がしが少ないため細かい破片の処理に非常に有効です。
            
            回収したガラスは、自治体により処理方法が異なるため、よく調べて処分しましょう。
        
破損した部分の処理
散乱したガラスの回収が終わったら、ドアに残ったガラスを処理しましょう。ドアのガラスをそのまま放置しておくと、風やほこり、虫などが室内に入ります。また、もろくなったガラスがさらに床に落ちてしまい、怪我をする恐れがあります。ガラスの開口部を塞ぎつつ、ガラスが床に落ちない応急処置が必要です。
            
            そこで活躍するのがダンボールです。ガラスの開口部分に合うようにテープで貼り付けることで開口部を塞ぎ、ガラスの落下を防ぎます。
        
注意点
床に散乱した破片を清掃するときは、スリッパでは底が薄いため、室内でも底面が厚い外履きの靴を履くことがおすすめです。
            
            また、床のガラスを掃除機で処理する際、ガラスが掃除機内部に入らないようにするため、ノズルにストッキングなどをかぶせ、輪ゴムでしっかり留めることが重要です。ガラスが掃除機内部を傷つけ、故障の原因になるため、ひと手間加えることをおすすめします。
            
            さらに、玄関のドアガラスが割れた際は、窓から手を入れて鍵を解除されないように、ガラスの修理が完了するまでは家を留守にしないことが重要です。どうしても外出する場合は、鍵を解除されないようにサムターンカバーを付けるなどの対策が有効です。
        
ドアガラスのDIYの方法
    ドアガラスは、自分で交換できる場合もあります。ガラス修理業者がすぐ対応できない場合や、費用を安くおさえたい場合、DIY方法を知っておくと役立ちます。
        
        ガラスの交換手順は以下の通りです。
        
        ・ガラスを外す
        ・サイズを把握する
        ・ガラスを注文する
        ・新しいガラスを取り付ける
        
        しかし、ドアガラスの種類や状況によっては交換できず、ガラス修理業者に依頼したほうがよい場合もあります。ここではガラスのDIY方法を紹介しますが、ガラスが割れると怪我をする可能性が高いため、ガラスの取り扱いに十分注意しながら作業しましょう。
    
部屋のドアガラスの場合
引き戸タイプおよび押し引きタイプのどちらも、ガラスは枠にある「押縁」と呼ばれるビスで留められている構造が多いです。押縁を外すとガラスは簡単に落下してしまうため、押さえながら作業しましょう。
            新しいガラスを取り付ける際は、ガラスをはめて、再び押縁を固定するだけです。
            
            大きな1枚ガラスでできている引き戸タイプのドアは、まずドアをレールから外す必要があります。次に、ガラスを保持している枠を外します。上部にあることが多いため、よく確認し、ビスを外しましょう。ガラスを固定している枠がすべて外れたら、ガラスを交換します。
            
            全面がガラスになっている引き戸タイプのドアガラスは、ガラスが非常に大きく重いため、ひとりで作業するのは困難です。必ずふたり以上で作業しましょう。難しい場合は、怪我を避けるため、ガラス修理業者への依頼をおすすめします。
        
お風呂のドアガラスの場合
お風呂のドアガラスを交換する前に、まずフレームを外します。多くの場合、「非常時の取り外し方」がフレームに記載されていることが多いため、記載された手順に従いフレームを外します。フレームからガラスが外れたら、新しいガラスをフレームに入れ、フレームを組み立て直すことで作業完了です。 
            
            注意したいポイントは、防水性が確保できているかです。防水性を確保するために、ガラスとフレームの間にパッキンなどを設置し、水を外に出さないよう工夫しています。ガラスを交換する際にパッキンが外れたり、傷つけたりすると、水漏れが発生する恐れがあるため注意して作業しましょう。また、長年の使用によりカルキが固着している可能性があり、分解中に誤って枠を割るケースがあるため注意が必要です。 
            
            お風呂のドアガラスの交換も大きなガラス交換作業になるため、ふたり以上の作業が必須です。必要に応じてガラス修理業者に依頼することを検討しましょう。
        
玄関のドアガラスの場合
玄関のドアガラスが割れてしまった場合は、ガラス修理業者に依頼することをおすすめします。玄関ドアは構造が複雑であるため、適切に交換できないとガラスが外れてしまい、空き巣に狙われる可能性があるからです。したがって、玄関のドアガラスが割れた場合は、すみやかにガラス修理業者に依頼しましょう。
ドアガラスの修理相場
    ガラスが割れた際、自分で対応することが難しい場合は、ガラス修理業者に依頼するのが確実です。しかし、修理費用がいくらかかるのか心配ではないでしょうか。
        
        状況や交換するガラスの大きさや厚みによって、トータルの修理費用は変動しますが、修理費用の相場をざっくりと掴んでおくと安心度が違います。ドアガラスの料金事例を紹介しますので参考にしてください。
    
料金事例
一般的なガラスに交換した場合の料金事例を紹介します。3mm厚、大きさ1.3平方メートル、重さ10kgの一般ガラスの部品代は、5,000円ほどです。作業代は重量物の施工料金を含め40,000円ほどです。交換費用の合計は45,000円ほどでした。
            
            次に、お風呂のドアガラスを交換した事例です。4mm厚、大きさ0.5平方メートル、重さ5 kgの型板ガラスの部品代は12,000円ほどです。追加作業として、割れているガラスの交換作業と、錠ケースの脱着を実施しました。発生した追加料金約22,000円を含め、交換費用の合計は34,000円ほどでした。
            
            最後に、玄関ドアのガラス交換費用の事例を紹介します。2mm厚、大きさ0.7平方メートルのすりガラスの部品代は7,000円ほどです。作業代は15,000円ほどで、交換費用の合計は22,000円ほどでした。
        
修理にかかる時間
ガラスの修理にかかる実際の時間は、30分か1時間程度で終了することが多いです。
            
            一方、ガラス修理業者が作業に取り掛かるまでの時間は、ガラス修理業者がガラスを在庫しているかが影響することが多いです。一般的なガラスやすりガラスなどは多く在庫しているため、即日対応できるケースも珍しくありません。一方、ペアガラスなどの特殊なガラスは取り寄せることが多く、数日かかる場合もあります。
        
業者に依頼する際のポイント
ドアガラスの修理にかかる費用や時間について、前もってガラス修理業者に確認するようにしましょう。費用・時間は修理内容によって異なるため、どのような修理が必要かを業者に細かく確認します。
            見積もりを行う場合は、複数の業者に連絡して見積内容を比較すると、相場を把握できるため安心して契約を進められます。正確な料金を知りたい場合は、現地での見積もりがおすすめです。適切な修理費用と修理時間を見極めるために、慎重に検討しましょう。
        
ガラス修理業者の選び方
ガラス修理業者を選ぶ際に確認したいのは以下のポイントです。詳しく確認していきましょう。
    
    ・見積もりの詳細さ
    ・保証が充実していること
    ・対応が早く丁寧であること
見積もりの詳細さ
見積もりの詳細さは非常に大事です。実施される作業や費用がしっかりと明記されていると、安心して依頼できます。中には、部品代だけ記載する業者も存在します。雑な見積もりをする業者は、後から追加料金を要求する恐れがあるため要注意です。詳細な見積もりを出す業者は、後から追加料金を請求する可能性は少ないため、安心できるのではないでしょうか。
保証の有無・内容
作業後にトラブルがあった際、無償対応するなど、充実した保証がある業者に依頼するべきです。交換したけれども不具合があり、すぐ破損した場合などに備えられます。保証がない業者に依頼した場合、問題が起きても対応されない可能性があるため、保証がある業者に依頼することをおすすめします。
対応の素早さ・丁寧さ
素早い対応ができる業者や、丁寧な業者に依頼しましょう。窓や玄関のガラスが割れた際は、防犯の観点から一刻も早く修理することが重要です。たとえ、深夜や休日であったとしてもすぐに対応してくれる業者を選びましょう。
            
            また、丁寧な対応は、信頼関係を構築する上で非常に重要です。施工内容や料金について、丁寧に説明する業者には信頼して依頼できるでしょう。
        
まとめ
ドアのガラスが割れたら、怪我の恐れがあるため、早急に対処しましょう。ガラスの状況によっては自分で交換できるケースがあります。しっかりと手順を確認し、落ち着いて作業しましょう。しかし、大きなガラスは重いため、複数人数で作業できなければ、迷わずガラス修理業者に依頼することが重要です。
    
    ガラス修理業者に依頼する際は、見積書が詳細であること、保証が充実していること、対応が丁寧であることを確認できた業者に依頼しましょう。ガラスは住宅の安心安全に関わる重要パーツであるため、信頼できない業者に依頼してはなりません。適切に業者を選定し、再び安心できる生活を早く取り戻しましょう。
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