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【ガラス割れ方】割れ方から原因を分析!ガラス割れの防ぎ方も解説

ガラスが割れるのは、衝撃を与えたときのみではありません。熱や水分により割れることもあります。予期せず割れたときでも、割れ方を確認することで原因を特定できるため、対策につなげられます。

この記事では、ガラスが割れる原因と対策を詳しく解説しています。

目次

・ガラス割れで考えられる原因
 └衝突によるもの
 └熱割れによるもの
 └経年劣化によるもの
・割れ方別ガラス割れの原因
 └一直線に割れている
 └クモの巣状に割れている
 └強化ガラスの割れ方
・ガラスが割れた時の対処法
 └持ち家の場合
 └賃貸の場合
 └注意点
・ガラス割れを防ぐ方法
 └防犯フィルム
 └飛散防止フィルム
 └強化ガラス
 └防犯ガラス
 └熱割れ対策
 └サビ割れ対策
 └空き巣対策
・ガラス修理業者の選び方
 └見積もりの詳細さ
 └保証の有無・内容
 └対応の素早さ・丁寧さ
・まとめ

ガラス割れで考えられる原因

ガラスは非常にもろい物質であるため、衝撃を受けると割れてしまいます。しかし、衝撃を与えていないにもかかわらず割れてしまうこともあります。ガラスはどんなときに割れるのか、確認していきましょう。

衝突によるもの

ガラスが割れる大きな原因は、物が衝突したことによるものです。

一般的なガラスは、縮まろうとする力(圧縮応力)には強い一方で、引っ張る力(引張応力)には弱いです。物がガラスに当たると、ガラスがしなり、当たった側のガラス面は縮み、反対側は引っ張られます。ガラスの引張応力は非常に弱く、力に耐えられないため、当たった側の反対側から割れてしまうのです。

熱割れによるもの

ガラスは温度差でも割れます。温度差でガラスが割れるのは、熱割れという現象です。冬場の朝に起こりやすく、ガラスのサッシ部と中央部の温度差が原因で起こります。

冬の夜に冷やされたガラスに朝日があたり、急激な温度上昇が起きると、ガラスが急激に温まります。しかし、サッシに隠れた部分は熱の影響を受けないため、冷たいままです。ガラスの中央部は急激に温められ膨張しますが、サッシに隠れた部分は冷えているため膨張しません。ガラスは熱伝導率が非常に低い物質であるため、中央部の熱がサッシ部に伝わりにくいためです。このとき、ガラス中央部の膨張を、サッシ部が食い止める力が働いていますが、サッシ部にかかった引張応力にガラスが耐えられないと、割れてしまいます。

熱割れは冬の朝だけではなく、冷暖房が窓ガラスに直接当たる状況でも発生するため、注意が必要です。

経年劣化によるもの

ガラスは科学的に安定している物質のため、劣化しにくいのが特徴です。よって、経年劣化でガラスが割れることはほとんどありません。経年劣化で割れるのは、網入りガラスの「サビ割れ」という現象です。

防火地域においては、火災の延焼を防ぐために、網入りガラスが設置されることが一般的です。

網入りガラスには、火災時に割れても飛散しにくいように、金属のワイヤーが入っています。金属ワイヤーがガラスの端に露出していると、サビ割れを起こす原因になります。

雨や結露などで、サッシ内に水が浸入すると、露出した金属ワイヤーが水に触れ、サビが発生することがあります。サビがガラス内部まで侵食することにより、ガラスが膨張し、割れることがあります。これがサビ割れと呼ばれる現象であり、経年劣化と間違えられやすいのです。

網入りガラスは、その構造上、サビ割れが起こりやすいガラスとされています。

割れ方別ガラス割れの原因

さまざまな理由でガラスは割れますが、割れ方を確認することにより原因を特定できます。

一直線に割れている

ガラスの端から中央に向かって一直線に割れているのは、熱割れの特徴です。ガラス周辺はサッシに守られているため、衝撃を受けて端から割れたとは考えにくいです。熱せられたガラスの中央部分が膨張し、熱せられていない周辺部から割れてしまった跡だと考えられます。

クモの巣状に割れている

ボールなどをぶつけたときに、力を受けた部分を中心とするクモの巣状のひびがガラスに入ることが多いです。

ただし、空き巣などが住居に侵入する際にハンマーやバールなどで殴った場合は、クモの巣状に割れず、不規則にひびが入ることが多いです。不審な割れ方を発見した場合や、何度も殴った後がある場合は、空き巣の被害が疑われます。

強化ガラスの割れ方

強化ガラスは圧縮応力と引張応力が拮抗している状態であるため、強い衝撃を受けるとバランスが一気に崩れ、粉々に破壊されます。
一般的なガラスが割れた際は、破片が鋭い刃物のように尖るため、けがをしやすいです。一方、強化ガラスの破片は粉々に砕け散る性質があるため、安全性が高いとされています。

強化ガラスは、通常のガラスの最終工程で熱を加え、ガラス表面を急激に冷やしています。表面が急速に冷やされることで縮み、表面に圧縮応力が発生しますが、内部はまだ熱く、引張応力が起こります。表面に圧縮応力をあらかじめ起こしておくことで、ガラスの割れる原因である引張応力に対応できる余力があり、割れに強いのです。

ガラスが割れた時の対処法

ガラスが割れた破片を踏むと、けがをしてしまうため、早急に対処したいところです。賃貸の場合は、持ち家でガラスが割れた際とは異なる対処をしなければなりません。ガラスが割れたと時の正しい対処法を知っておきましょう。

持ち家の場合

ガラスが割れた際は、まず安全を確保しましょう。ガラスの破片でけがをする可能性が高いため、子どもやペットを近寄らせないようにする必要があります。

次に、ガラス修理業者に依頼しましょう。到着までの時間で、床に散らばったガラスの破片を撤去します。割れたガラスがあると周辺を使用できなくなるため、早い段階で破片を取り除きましょう。

賃貸の場合

賃貸の場合は、ガラス修理業者に直接連絡せず、管理会社に連絡する必要があります。管理会社や大家に連絡せず修理してしまうとトラブルになる可能性があるため、注意しましょう。故意・過失でガラスを割ったのではない場合は、管理会社や大家が負担するのが一般的です。

子どものボール遊びなどで割れてしまった場合の修理代金は入居者の負担となります。

注意点

ガラスの小さい破片は見えづらく、思わぬところで足に刺さってしまう可能性もあるため、底面の薄いスリッパでは不適格です。厚い外靴を使い、周辺の破片を回収しましょう。

割れた窓に近づけるようになったら、割れた状況などを記録するために写真を撮影しましょう。多くの人が加入している火災保険は、ガラス割れに対応しているケースが多いため、必要に応じて撮影しておくことをおすすめします。

ガラス割れを防ぐ方法

ガラスは衝撃に弱く、熱などの自然現象でも割れることがある、非常に脆い材質です。一方で、高い透明度により光を取り入れられると同時に、雨やほこりから効率的に家族を守れる重要な建材です。ガラス割れが起こる原因を知ったうえで、適切に対策し、ガラスをうまく活用しましょう。

防犯フィルム

ガラスは衝撃に弱く、打撃により簡単に割れてしまいます。空き巣対策には防犯に向いたガラスへの交換が効果的ですが、手軽にできる対策としては、防犯フィルムを貼る方法があります。防犯フィルムを貼ると、空き巣の打撃などによりガラスが破られにくくなり、侵入までの時間を遅らせられます。

防犯フィルムは、CP認定のものを使いましょう。空き巣は侵入に5分以上かかると、7割が犯行を諦めるというデータがあります。ガラスに貼ることで防犯効果が認められると認められた製品は、CPマークを取得できます。マークが入った防犯フィルムを貼っておけば、高い効果が期待できるでしょう。

飛散防止フィルム

防犯フィルムと似たフィルムとして、飛散防止フィルムがあります。飛散防止フィルムは、ガラスが割れた際の破片が飛散しないように抑える効果があるフィルムです。

しかし、防犯性能はそれほど期待できません。ガラスの貫通に耐える効果がある防犯フィルムの厚さに比べ、飛散防止フィルムの厚さは1/6程度と非常に薄いです。ガラスを破られない対策をしたい場合は、防犯フィルムを使用しましょう。

強化ガラス

強化ガラスは一般的なガラスに比べ、3倍から5倍の引張強度があるとされています。高齢者や子どもが転倒しガラスに突っ込んでしまったり、ボールが当たったりするのに耐えられる強さをもっています。

しかし、先端が尖ったバールなどを用いた意図的な打撃に耐える性能はありません。転倒対策としては有効ですが、防犯にはならないことを覚えておきましょう。

防犯ガラス

空き巣対策でガラスが割られるのを防ぎたい場合は、防犯ガラスへの変更が最も効果的です。防犯ガラスは、2枚のガラスの間に耐貫通性能の高い樹脂をはさみ接着しています。バールなどで叩いても、破るまでにかなりの時間を要するため、空き巣が諦める確率が非常に高いです。

防犯ガラスの耐貫通性能は、自動車のフロントガラスへの使用が義務付けられているほど高いです。空き巣の打ち破りに対する十分な効果があります。

熱割れ対策

熱割れは、ガラスに温度差が起こらないようにすることで防げます。冷暖房の風が窓に直接当たらないようにすることが重要です。直射日光による急激な温度上昇を防ぐため、すだれやサンシェードを活用するのもよいでしょう。

ガラスにシートやフィルムを貼り付けていると、貼っていない場所との温度差が発生しやすくなり、熱割れが起こりやすいです。防犯フィルムを使用しているときに熱割れが発生した場合は、フィルムではない他の空き巣対策を考えることをおすすめします。

引張応力に強い強化ガラスに変更するのも非常に効果的です。

サビ割れ対策

サビ割れ対策には、サッシの定期的な清掃が有効です。サッシに侵入した水分が金属ワイヤーを錆びさせるため、とくに梅雨時や結露の発生しやすい冬場は積極的に水分を除去しましょう。さらに水の侵入を防ぐため、ガラスを固定するパッキンを定期的に交換することも、サビ割れ対策として有効です。

サビ割れが発生する場合は、網入りガラス以外の他の防火基準を満たしたガラスに変更することも検討しましょう。

空き巣対策

ガラスを破られないよう対策したい場合は、防犯フィルムの設置や、防犯ガラスへの変更が効果的です。しかし、ガラスにフィルムを貼ることで、熱割れが発生しやすくなります。さらに、防犯ガラスは高価であるため、すべての窓を防犯ガラスにするのは難しいかもしれません。

そこで、人感センサーの設置や、セキュリティ会社を導入するなど、空き巣に狙われにくくする対策も必要です。一戸建ては死角が多いため、侵入防止だけではなく、空き巣が寄り付かなくなる対策が効果的な場合もあります。うまく使い分け、安心安全な生活を守りましょう。

ガラス修理業者の選び方

一般的なガラスは防犯性能に乏しいため、空き巣対策には防犯ガラスに交換するのが効果的です。ガラス修理業者に依頼する場合は、どのようなことに注意して業者を選べばよいのでしょうか。

ガラス修理業者の中には悪徳業者も存在します。値段や作業のトラブルを避けるため、ガラス修理業者を見極めるポイントを押さえることが重要です。ガラス修理業者の選び方を確認していきましょう。

見積もりの詳細さ

見積書を詳細に出してくれる修理業者を選びましょう。格安金額を提示しておいて、作業終了後、高額な追加費用を請求する、不誠実な業者も存在するからです。

業者によって、見積書に記載する内容は異なります。作業費と材料費のみ記載する業者もあれば、作業内容、出張人数、材料の型番と単価などを詳細に記載する業者もあります。

見積書の金額が細かく書かれていない場合、追加で請求されることもあるかもしれません。明確に、誤解のないように記載して提示してくれる業者は、信頼性が高いです。後で法外な追加費用を請求される可能性が少なく、安心して依頼できるでしょう。

保証の有無・内容

ガラス修理において、保証が充実しているかどうかは非常に重要です。保証があると、万が一ガラスに微細なヒビがあり、作業後に割れてしまった場合でも無償対応が期待できます。優良業者の中には、作業後数か月間にわたり無償修理するサービスをつけることがあります。保証がない業者に依頼してしまうと、作業後のトラブル発生時でも無料での対応が期待できません。

ガラス修理にはお金がかかるため、できるだけ安いところに依頼したいと思ってしまいます。しかし、値段より、保証が充実しているかどうかを重視し依頼先を決めましょう。

対応の素早さ・丁寧さ

ガラスが割れてしまった場合、一刻も早く修理してほしいはずです。よって、対応がすばやい業者を選びましょう。深夜や早朝は対応しない業者も多く存在するため、ガラスが割れてすぐ直してほしくても依頼できない場合があります。しかし、中には対応できる業者もあるため、とにかく早く対応してほしい場合は時間を問わず対応できる業者に依頼しましょう。

また、依頼する際は、誠実に対応する業者を選びましょう。見積書の詳細な業者や、作業の説明、問い合わせ時の応対が丁寧な業者は信頼できます。

とくに、防犯ガラスに変更する方は、住宅のセキュリティに悩み、向上させたいと考えているはずです。不誠実で信頼できない業者を自宅に入れたくないでしょう。誠実な業者は、しっかりとした対応や作業が期待できるため安心です。

まとめ

ガラスが割れる原因と対策について詳しく解説してきました。ガラスは熱割れ、サビ割れなどにより、衝撃を与えなくても割れる場合があります。ガラスの性質や環境などにより、意図せず割れる場合があるため、適切な対策が必要です。

また、安心・安全な住居環境を維持するためには、ガラスを割れにくくして空き巣対策をすることも重要です。空き巣対策には防犯ガラスが効果的であるため、必要に応じて交換しましょう。

業者に依頼する場合は、見積書が詳細であることや保証が充実していること、信頼できることを重視しましょう。

ガラスは割れやすい性質がありますが、適切な対策をとることで割れるのを防げることもあるため、対処方法を覚えておきましょう。

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