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【蜂駆除】駆除後の戻り蜂に要注意!原因と対処方法・注意点を解説!

蜂を駆除したのに戻ってきてしまったことはありますか?
蜂は駆除しても、条件によっては戻ってきてしまうことがあります。
しっかりとした方法で駆除する必要があり、時には業者に依頼してもいいかもしれません。
この記事では、戻り蜂の原因と対処法、注意点について詳しく解説していますので参考にしてください。

目次

・戻り蜂とは?
・蜂の巣の駆除後に蜂が戻ってくる理由
 └駆除をした時に蜂がいなかった
 └駆除する時に逃げた
 └蜂が引っ越し中の巣を駆除した
 └駆除しきれなかった蜂が戻ってきた
 └蜂にとって都合の良い条件が揃っている
・蜂の種類別の特徴と注意点
 └ミツバチ
 └アシナガバチ
 └スズメバチ
・自分で駆除する場合
 └自分で駆除できる蜂の巣の条件
 └駆除に必要なもの
 └駆除の手順
・駆除する際の対策
 └夕方以降に作業をする
 └忌避剤を撒く
 └捕獲トラップを仕掛ける
・業者に依頼する場合
 └駆除の窓口(※スマイルレスキュー)に依頼する
 └駆除の窓口の特徴
 └駆除の流れ
・まとめ

戻り蜂とは?

戻り蜂とは、駆除したにもかかわらず、戻ってきた蜂のことです。
戻り蜂自体は、数が少なければ大した脅威にはなりません。
巣がなければ数日から2週間以内で戻り蜂の寿命は尽きるからです。
よって、数が多くなければ放置しても問題はありません。

しかし、巣がないことに怒り、攻撃性が増している場合があります。
蜂の数が多くて危険を感じる場合や、スズメバチなどの危険なハチの場合は至急の対策が必要です。

また、戻り蜂の中に女王蜂がいた場合は厄介です。
時期によっては再び巣を作られてしまうため、繁殖してしまいます。
4月~5月にかけて蜂が戻ってきた場合は、女王蜂の産卵前に当たるので動向を注視しましょう。

蜂が戻ってくる理由はさまざまですが、戻ってくる理由をしっかりと理解していなければ、何度対策を講じても無駄になってしまいます。

蜂の巣の駆除後に蜂が戻ってくる理由

蜂の巣を駆除したのに蜂が戻ってくるのは、しっかりと駆除できていなかったか、蜂に好まれる環境が改善されず残っている場合が多いです。

ここでは、蜂が戻ってくる理由について詳しく解説しています。
しっかりと対策して、蜂に悩まされない平穏な生活を取り戻しましょう。

駆除をした時に蜂がいなかった

蜂を駆除したときに巣に、肝心の蜂がいなかったパターンです。
蜂は朝に巣から飛び立ち、夕方に帰ってくるという習性があります。
駆除したのが朝から夕方の間であれば、巣に大半の蜂がいなかった可能性が高いため駆除は不完全です。

蜂は帰巣本能によって、巣の場所を覚えています。
たとえ巣が駆除されてなくなったとしても、必ず巣のあった場所に帰ってきます。
駆除したときにいなかった蜂が残っているうちは、駆除は完了しません。

駆除する時に逃げた

蜂が巣にいるタイミングで駆除したとしても、蜂が逃げ出してしまえば戻り蜂になってしまいます。
駆除には多くの場合、殺虫剤を使用しますが、正しく使わなければ蜂が察知して逃げ出してしまいます。
駆除する際は、蜂を逃さないような工夫が必須です。

蜂が引っ越し中の巣を駆除した

蜂は、巣にいる数に応じて住処を変える習性があります。
繁殖が進み手狭になったと感じたら、今住んでいる巣を維持したまま新たに巣を作り始めます。
古い巣を駆除したとしても、新しい巣に移り住めば蜂にとっては大きな影響がありません。
この場合、完全に駆除するには、両方の巣を駆除する必要があります。

駆除しきれなかった蜂が戻ってきた

不完全な作業で駆除しきれなかった場合、蜂が戻ってきてしまいます。
一般人が中途半端な駆除をした場合や、知識の乏しい業者が駆除した場合、すべての蜂を駆除しきれないかもしれません。

特に、女王蜂を駆除できなかった場合は再び蜂が生まれ続けるため、意味がありません。
蜂は完全に駆除することが重要です。

蜂にとって都合の良い条件が揃っている

蜂の生息に適した環境が整っていると、駆除した蜂とは別の蜂がやってきて巣を作ってしまいます。
巣を駆除するだけでは不完全で、蜂に好まれる環境を変えなければなりません。
では、蜂が好む環境とは、どのような環境でしょうか。

蜂が好むのは、餌がある環境と身を守れる環境です。

餌がある所に集まるのは、すべての動物に共通している習性であり、蜂も例外ではありません。
蜂は主に、虫の幼虫を好んで食べるため、餌が豊富にある森や林などに多く生息します。

また、食べ物が豊富な民家近くに寄ってくることがあるため、庭などにも巣を作ります。
庭近くに、餌となる食料を置かないようにしましょう。

また、駆除後の蜂の死骸も、そのままにしてはいけません。
スズメバチは蜂の死骸を食べることがあるため、駆除後に死骸を放置することは厳禁です。

駆除が終了したときは、蜂の巣だけではなく死骸も廃棄することを忘れないようにしましょう。
蜂を寄せ付けないためには、餌を放置しないことが重要です。

風雨や、天敵である鳥などから身を守れる軒下や木の枝、室外機の中などは蜂に好まれる環境であるため、巣を作られやすいです。
巣を作られそうな場所には、虫よけスプレーや木酢液、ハッカ油などで蜂の接近を予防しましょう。

蜂の種類別の特徴と注意点

蜂の種類によって巣の特徴や、巣を作る場所は異なります。
蜂や巣を知ることは、安全に過ごすためにも、対策を取るうえでも非常に重要です。

日本において、住宅近くに巣を作るのはミツバチ、アシナガバチ、スズメバチの3種類であるため、特徴を頭に入れておくことは重要です。
蜂ごとの特徴を確認していきましょう。

ミツバチ

ミツバチは、黒と黄色の胴体を持ち10〜20mmくらいの大きさの蜂です。
大人しく、攻撃性や毒性は低い蜂ですが、巣に手出しすると襲ってくることもあるので、近づかないようにしましょう。

また、フェロモンの作用により、仲間を呼び寄せる習性があります。
攻撃性は低いといえども、集団で襲われると大変危険です。

毒への耐性が低い人はアナフィラキシーショックを起こしてしまいかねません。
アナフィラキシーショックは、2度刺されると起こるというのは間違いです。
一度刺されただけでも起こる可能性があるため、十分に注意しましょう。

ミツバチの巣は、平らで重なっている構造が特徴で、天井裏や軒下などに作ることが多いです。
大きさは、ときに1m以上にもなることがあり、集団で越冬します。

アシナガバチ

アシナガバチは、その名の通りの長い脚と細長い体が特徴です。
大きさは11〜26mmと、ミツバチよりも少し大きい程度です。

基本的にはミツバチと同じく大人しい蜂ですが、セグロアシナガバチ、コアシナガバチ、キアシナガバチは攻撃性が強いため注意しなければなりません。
また、アシナガバチは巣を守ろうとする意識が強いため、巣に近づくと攻撃を受ける可能性があります。
4月から10月ごろまで活発に活動する蜂ですが、巣の拡大期である6〜8月は攻撃性が特に高いので注意しましょう。

巣は大きくても20cmほどと、それほど大きくはありません。
お椀を逆さまにしたような半円形が特徴的で、出入り口が複数あるのも特徴です。
外壁やベランダ、木などに巣を作ります。

スズメバチ

スズメバチは、17〜45mmほどにもなる大きな体が特徴の蜂です。
攻撃性は非常に高く、少し巣に近づいただけでも警戒のため攻撃してきます。
さらに、ミツバチと同じくフェロモンにより、仲間を呼び寄せる習性があるため非常に危険です。

4月ごろに巣を作り始め、7月ごろには蜂の数も増えて攻撃性が増します。
絶対に近づかないようにしましょう。

スズメバチは閉鎖的な空間を好み、屋根裏や軒下、時にはエアコン室外機の中にも巣を作ります。
土の中に巣を作ることも特徴的です。
巣の形は、初期はお椀型ですが、大所帯になるにつれてボール型に変化していきます。
マーブル模様があり、出入り口がひとつであることが大きな特徴です。

自分で駆除する場合

蜂の駆除は自分で行うこともできます。
しかし、スズメバチを代表格に大変危険な種類も存在します。
さらに、攻撃性が低い蜂でも活発に行動する時期は危険性が高まるため、自分で駆除できる限界を知っておくことが重要です。

また、駆除に必要な装備や道具を知らなければ、安全に駆除はできません。
たとえ大人しいミツバチであっても、巣を攻撃された場合は集団で襲ってくるため非常に危険です。

しかし、正しい手順で駆除することで、厄介な戻り蜂を生む可能性が少なくなります。
自分で駆除する場合は、自分で駆除できる範囲、装備、正しい手順を必ず知っておきましょう。

自分で駆除できる蜂の巣の条件

自分で駆除できるかどうかは、巣の場所と巣の大きさで判断しましょう。
巣が軒下や天井などの開放的な場所にある場合は、自分で駆除可能です。
一方、床下や屋根裏、土の中などの閉鎖的な空間は作業が困難になるため、業者に任せなければ駆除できません。
さらに、はしごを使う高所での作業が予想される場合、安全性を考慮し業者に任せるのが無難です。

また、巣の成長具合によっては活動が活発になる時期もあり、危険度が増します。
巣の大きさのおおよその目安では、15cm以上になると蜂の数が多くなり、駆除が困難であるため業者に任せるべきです。
また、巣の特徴からスズメバチであることがわかった場合も、大変危険であるため業者に依頼することをおすすめします。

駆除に必要なもの

駆除する際に、真っ先に考えるべきは安全です。
防護服と厚手の手袋、長靴は必需品になります。
防護服を自治体で貸し出している場合がありますが、貸し出しを受けられない場合でも素肌が出ないようにすることが絶対条件です。
また、黒い色は蜂を呼び寄せてしまうので、白色にすることも重要です。

その他、駆除の道具として、合成ピレスロイド系の殺虫剤、ごみ袋、長い棒、赤いセロファンを被せた懐中電灯が必要です。

しかし、防護服が完璧であったとしても、駆除作業に慣れている人はほとんどいないでしょう。
駆除対象がスズメバチの場合や、不安な場合は無理をせず業者に依頼しましょう。

駆除の手順

まず、駆除の前に、蜂を弱らせる必要があります。
巣から2、3m離れて、巣の入り口に殺虫剤を噴射します。
蜂が出てきても構わず2、3分噴射し続けましょう。
蜂が出てこなくなったら、巣の下にごみ袋を広げます。

次に、蜂の巣を長い棒で切り離してごみ袋に落とします。
殺虫剤を噴射しているときや、巣を落とした時に蜂が出てくることがありますが、その際は蜂に向かって殺虫剤を噴射して駆除しましょう。

巣を落としたら、巣があったところにも殺虫剤を散布します。
蜂にとって不快な環境をつくり、蜂が戻ってきたとしても巣を作られにくくするためです。

最後に、ごみ袋の中の巣に殺虫剤を噴射し、口を縛ったうえで燃えるごみとして廃棄します。

駆除後、1週間くらいは戻り蜂防止のため、巣の場所に殺虫剤を散布し続けるか、忌避剤を置くとより効果的です。

駆除する際の対策

駆除自体は難しくはありませんが、戻り蜂を意識して作業しなければ、駆除の意味がなくなってしまいます。
駆除作業には意識しておくポイントがあるので、詳しく確認していきましょう。

夕方以降に作業をする

蜂は、朝から夕方にかけて餌や巣の材料を集め、夕方に戻ってくる習性があります。
日中に駆除すると、外に出ている蜂が駆除できないため、戻り蜂が発生します。
蜂の巣の駆除は、必ず夕方以降にすることが必要です。

時期によっては懐中電灯が必要ですが、蜂が寄ってこないように赤いセロファンを被せることが有効です。

忌避剤を撒く

蜂の巣があった場所に忌避剤を置くのは、戻り蜂対策に有効です。
インターネットやホームセンターで、容易に入手できます。

忌避剤がない場合は、巣のあった場所に繰り返し殺虫剤を散布するのもよいでしょう。
殺虫剤には蜂が嫌がる成分が含まれているため、忌避剤と同じ効果が期待できます。

捕獲トラップを仕掛ける

木の枝に巣があった場合、捕獲トラップを仕掛ける戻り蜂対策もあります。
粘着シート捕獲トラップで、簡単に蜂を捕らえられます。

また、防虫ネットも効果的です。
巣のあった場所に近づけなくなり、蜂はそのうち諦めて去ります。

業者に依頼する場合

蜂の巣駆除は自分でも対応可能ですが、巣の成長具合や蜂の種類によっては、業者に依頼することをおすすめします。
業者に依頼することで、安全に駆除できるだけでなく、戻り蜂を出さないようしっかりとした駆除が可能です。

駆除の窓口(※スマイルレスキュー)に依頼する

しっかりとした駆除がしたい場合「駆除の窓口」がおすすめです。
駆除の窓口は、蜂の駆除の知識と技術を持った専門会社です。
電話やホームページで簡単に問い合わせが可能なため、蜂に困っている方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

駆除の窓口

駆除の窓口の特徴

駆除の窓口は、地域最安値でサービスが受けられる会社です。
紹介会社ではないため、中間マージンが発生せず安価で良質なサービスを提供できます。
また、出張費、見積費が無料であるため、気軽に問合せできます。

価格はリーズナブルですが、蜂の駆除のプロフェッショナルです。
駆除はもちろんのこと、再発防止まですべて任せて最大1年間の再発保証が付帯します。
しっかりとした対策が必要な、戻り蜂の防止もお任せください。

駆除の流れ

駆除の流れを紹介します。 まず、電話やホームページのお問い合わせフォームから、駆除の窓口に連絡します。
スタッフが最短10分で到着し、現地を調査します。
現状を把握したのち、無料で見積書が出されるので、よく確認しましょう。

見積書に納得していただいた後に、駆除に取り掛かります。
しっかりとした駆除に加え、戻り蜂対策を講じるため安心していただけます。
作業が完了したら、現金かカードで費用を支払い終了です。

まとめ

戻り蜂の原因と対処法、注意点について詳しく解説してきました。

蜂は自分で駆除することも可能ですが、安全のためにも蜂の種類や巣の状態を把握することが不可欠です。
しっかりと駆除できていなかったり、蜂が好む環境が残っていたりする場合は、蜂が戻ってきてしまいます。

危険を避けるためにも、無理をせず駆除の窓口にご相談ください。
駆除の窓口は駆除の知識と技術力が高く、大変リーズナブルな会社です。
戻り蜂対策もしっかりと行い、最大1年間の再発保証がついています。

蜂の駆除は危険を伴う作業です。
安全に駆除でき、厄介な戻り蜂を防ぐこともできるため、自分で対応することが難しければ駆除の窓口に依頼することをおすすめします。

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