×

【ゴキブリ駆除】ゴキブリが苦手な人向け!完全駆除する方法について解説

ゴキブリは日常生活の中でよく見かける、メジャーな害虫です。しかし、ゴキブリの生態について、詳しい人は少ないでしょう。よく知られていないゴキブリの生態を把握することで、効果的な発生予防ができるため完全駆除につながります。

この記事では、ゴキブリの生態のほか、苦手な方でもできる対処方法や予防、優良業者を見つけるコツについて詳しく解説していますので参考にしてください。

目次

・ゴキブリについて
・ゴキブリの発生源
 └玄関から侵入
 └窓や網戸などの隙間から侵入
 └換気扇・通風口・エアコンからの侵入
 └ダンボール・観葉植物にくっついて侵入
・目の前にゴキブリがいる場合の対処方法
 └殺虫剤の使用
 └食器用洗剤の使用
 └掃除機でゴキブリ駆除
 └熱湯でゴキブリ駆除
・ゴキブリ駆除の注意点
 └飛ぶゴキブリ
 └死骸はすぐに処分する
・ゴキブリ対策方法
 └ゴミ箱には蓋をする
 └水気を残さない
 └段ボールや新聞紙はこまめに整理
 └網戸とサッシの間に隙間テープを貼る
 └排水溝回りの隙間や穴を埋める
 └換気扇にフィルターを取り付ける
 └除菌する
 └毒エサを置く
 └捕獲罠を置く
 └くん煙剤を使用する
・ゴキブリがいなくならない場合
 └業者に依頼する
 └良い業者を見極めるポイント
 └駆除の窓口におまかせ
・まとめ

ゴキブリについて

ゴキブリの対策を考える前に、ゴキブリの生態を確認していきましょう。病原菌やウィルスを媒介しているゴキブリは、人や家畜に害を与える衛生害虫です。湿度が高く温かい薄暗い所や、水や食料がある所に集まる習性を持っているため、人間の民家はまたとない住処です。低温には弱く、活動が鈍ります。しかし、住宅には暖房器具が備えられているため、越冬するゴキブリが多くなりました。

ゴキブリは夜行性です。昼間は物陰に隠れており、夜間になると活発に活動します。メスは20〜40日で孵化する卵を、一定の温度が保たれる限り産み続けることもあり、すさまじい繁殖力を持ちます。

日本の住宅に現れるゴキブリは主に4種類です。

クロゴキブリ:
体長は30〜40mmで黒褐色の体を持つ、本州を中心に分布するゴキブリです。行動範囲が広く、単独行動する習性があります。低温に比較的強いですが、20℃以下で産卵が鈍り、17℃以下での活動は少ないです。生息場所はトイレの浄化槽や流し台、床下や排水溝、マンホール内などであり、キッチン、ダンボールなど、湿気が多く温かい場所に卵を産むのが特徴です。

チャバネゴキブリ:
体長10〜15mmで薄茶色の体を持つ、日本全国に分布するゴキブリです。潜伏している場所で、群れで行動する習性があります。木造家屋よりもコンクリートを好むため、生息場所はビルや飲食店などであることが特徴的です。

ワモンゴキブリ:
体長30〜45mmで褐色をしている、九州南部から沖縄に生息する大型のゴキブリです。クロゴキブリと同じく単独行動を好みます。寒さに弱いため、20℃以上でなければ育成できません。しかし、沖縄などの20℃以上が保たれた暖かい地方では1年中活動が可能です。生息場所は食品をあつかう場所や、便所、下水処理場、マンホールなどです。

ヤマトゴキブリ:
体長25〜30mmの黒褐色の体を持つ、北海道と、東北から近畿地方に分布する日本の在来種です。20℃以下でも産卵が可能で、卵を4〜6日間隔で産むなど、比較的低温に強く、繁殖力が非常に強いゴキブリです。木造の屋内を好む習性があり、コンクリートは好きではありません。街路樹、下水溝などの野外にも出没します。

ゴキブリの発生源

ゴキブリは基本的に寒さに弱く、温かいところを好む習性があるため、住居内によく侵入します。しかし、どこから侵入するのでしょうか。ゴキブリは、ときに人間の思いもしないような経路で侵入してきます。ゴキブリの侵入経路を把握することで、効果的な発生予防が可能です。

玄関から侵入

ゴキブリはなんと、玄関から堂々と侵入してきます。人間が開けた瞬間に体を滑り込ませるほか、郵便受けの隙間を侵入経路にすることもあります。

窓や網戸などの隙間から侵入

窓や網戸は、ゴキブリのメジャーな侵入経路です。平たく小さい体で、数mmの隙間を容易にくぐり抜けるため、窓や網戸の隙間から侵入することがあるので注意が必要です。

換気扇・通風口・エアコンからの侵入

換気口や通気口、エアコンのダクトからの侵入もよく見られます。普段カバーがかけられていますが、隙間ができていた場合、狭いところの通行が得意なゴキブリは器用に体をねじ込み入り込んできます。

ダンボール・観葉植物にくっついて侵入

住居に搬入される物と一緒に侵入する可能性についても考えなければなりません。宅配のダンボールや観葉植物についてくることもあるので、住居に入る前にはゴキブリがついていないか確認が必要です。また、観葉植物は身を隠す場所が多いため、室内に入れる場合は念入りにチェックしましょう。

目の前にゴキブリがいる場合の対処方法

住宅でゴキブリに出くわした場合、どのように対処すればよいのでしょうか。ゴキブリは繁殖力が非常に強いため、発見したゴキブリを逃してしまうと、次々に子どもを産み手がつけられなくなる恐れがあります。

しかし、ゴキブリを叩くことはおすすめできません。保有する病原菌やウィルスが撒き散らされ、健康被害につながるリスクがあるためです。

したがって、発見次第、安全に、確実に駆除することが大量発生を防ぐうえで重要です。身近なアイテムで駆除できる場合もあるため、対処方法を覚えておきましょう。

殺虫剤の使用

ゴキブリには殺虫剤による駆除が効果的です。即効性があるピレスロイド系成分のイミプロトリンが含まれた殺虫剤がおすすめです。ゴキブリの神経を麻痺させ動きを止める効果が期待できます。ピレスロイド系成分は人体への安全性が高いため、小さな子どもがいる家庭でも安全です。しかし、魚類に対して有毒であるため、魚類や甲殻類を飼育している場合は使用しないようにしましょう。

他に有効な殺虫剤は冷気を噴射するタイプです。寒さに弱いゴキブリの習性を利用した殺虫剤で、冷気で動きを止めて殺します。殺虫成分を使っていないため、ペットなどにも影響がありません。

ゴキブリ向けの殺虫剤は非常にメジャーなもので、ホームセンターなどで広くあつかっています。入手難易度は低く、手軽なため殺虫剤による駆除はおすすめです。

食器用洗剤の使用

殺虫剤がない場合は、食器用洗剤を使用しましょう。直接ゴキブリにかけることで、洗剤に含まれる界面活性剤がゴキブリの腹部の呼吸穴を塞ぎ、窒息死させることが可能です。

ゴキブリはキッチンでも見かけることが多いため、常備してある食器用洗剤を使用すると迅速な駆除ができるメリットがあります。走り回るゴキブリには使えませんが、状況によっては非常に有効で使いやすいゴキブリ駆除グッズです。

掃除機でゴキブリ駆除

ゴキブリを駆除する際、紙パック式の掃除機がおすすめです。サイクロン式と比較して、紙パック式は使用後の手間が少なく、虫を紙パックごと即座に処分できるため便利です。掃除機で吸い取る際は、特にゴキブリが潜むキッチンやバスルーム、家具の裏側を徹底的に対象とします。吸い取った後の紙パックは、直ちに密封可能なビニール袋に入れて外へ出しましょう。掃除機のパイプやノズルは、使用後に清掃して衛生的に保つことが重要です。

熱湯でゴキブリ駆除

熱湯によるゴキブリ駆除は、簡単で即効性がある方法です。特に、60℃以上の熱湯をコップ一杯以上、ゴキブリに直接かけることで、迅速に退治できます。
しかし、熱湯を使う際は、火傷のリスクや、床や家具へのダメージも考慮が必要です。高い位置や壁面にいるゴキブリに対しては、この方法が向かない場合があります。
そのため、安全に配慮し、適切な場所で使用することが重要です。他の駆除法と組み合わせることも効果的です。

ゴキブリ駆除の注意点

ゴキブリ駆除を行う際には、その方法や対応に注意が必要です。特に飛ぶ種類のゴキブリの対策と、駆除後の死骸の処理方法について、効果的な対処法を解説します。

飛ぶゴキブリ

飛ぶゴキブリの駆除には、事前に殺虫剤を用意し、すぐに使えるよう準備しておくことが重要です。これらのゴキブリは予測不能で、高い位置から突然飛び出し素早く動くため、対応を誤ると怪我のリスクがあります。接触後はすぐに手を洗い、冷静に行動することが必要です。効果的に駆除するためには、ゴキブリを低い位置に誘導し、長いノズル付きのスプレータイプの殺虫剤を使用することをお勧めします。

死骸はすぐに処分する

ゴキブリを無事駆除できたら、すぐに処分しましょう。ゴキブリは多数の病原菌やウィルスを媒介しているため、非常に不衛生です。また、死骸を他のゴキブリが食べる習性があるので、放置することで新たなゴキブリを寄せ付けてしまいます。
処分したあとは、仲間を呼び寄せるフェロモンが残らないように消毒用エタノールなどで周囲を消毒することをおすすめします。

ゴキブリ対策方法

ゴキブリは物陰に潜む習性があるため、基本的に私たちの前に現れません。さらに、繁殖力が非常に強いため、気が付かない間に大量発生している恐れがあります。したがって、発見したときに駆除するだけでなく、普段からゴキブリを寄せ付けない環境づくりが大事です。

ここでは、ゴキブリを発生させないための手段を紹介します。確実に実施することで、ゴキブリの発生を抑えられるでしょう。

ゴミ箱には蓋をする

まず、ゴミ箱に蓋をして、ゴキブリにエサを与えないことが重要です。ゴキブリはエサと水がある場所を好む習性があります。キッチンのゴミ箱には生ごみが多く、ゴキブリにとっては申し分のないエサ場です。

ゴミ箱に蓋をすることで、ゴキブリがエサにアクセスできなくなるため、寄り付くことを防げます。

水気を残さない

ゴキブリは湿気と水を求めるため、可能な限り水気が残らないようにしましょう。シンクや三角コーナーに水気や残飯を残しておくとゴキブリを寄せ付ける原因ですので、こまめな清掃が必要です。

段ボールや新聞紙はこまめに整理

ゴキブリは狭い場所を好んで生息する習性があるため、段ボールや新聞紙を好みます。また、紙は適度に湿度を吸収するため、ゴキブリのすみかとなり、卵を産み付けることもあります。不要な段ボールや新聞紙はこまめに処分しましょう。

網戸とサッシの間に隙間テープを貼る

網戸やサッシは、ときにゴキブリの侵入経路になるため、隙間が大きい場合は対策が必要です。隙間を埋めるテープを貼ることで対策できるため、気になる場所に貼りましょう。

また、玄関の新聞受けは、新聞が入れられた際には大きな隙間ができてしまいます。ゴキブリが容易に侵入できてしまうため、新聞は早めに回収するよう心がけましょう。

排水溝回りの隙間や穴を埋める

排水溝などは湿気が多く、ゴキブリが好む場所です。排水管の接続部の割れや隙間は室内への侵入経路になるため、パテや隙間防止テープなどで埋めておきましょう。

また、下水道から排水溝に登ってくるゴキブリ対策として、排水溝のゴミ受けにゴミが溜まっていないこと、ゴミ受けが外れていないこと、網目はゴキブリが侵入できない5mm以下であることを確認し、侵入されない環境をつくりましょう。

換気扇にフィルターを取り付ける

換気扇にフィルターを取り付けるのもゴキブリ予防に効果的です。換気扇は基本的に外と通じているため、フィルターがないとゴキブリが入り放題です。換気扇と壁との隙間も侵入経路であるため、パテなどで埋めることをおすすめします。

除菌する

ゴキブリが通行しやすい狭い場所の除菌清掃は、ゴキブリ予防に効果的です。ゴキブリが通ったあとにはさまざまな病原菌やウィルス、糞が落ちています。

ゴキブリの糞は、大きさ1〜2mmほどで円形や楕円形をしており、液状の場合もあります。ときに鼻を突く匂いを発し、病気やアレルギーの原因にもなるため、発見次第処分しなければなりません。

消毒用エタノールなどで糞を清掃・除去することで、ゴキブリの糞に含まれるフェロモンが残らず、ゴキブリの集合を防げます。糞はゴキブリのエサにもなるため、確実に処理しましょう。

毒エサを置く

昼間にほとんど姿を見せないゴキブリには、毒エサによる対策が効果的です。毒エサを食べたゴキブリだけでなく、その糞を食べたゴキブリまで駆除できます。

エサの排除や隙間テープによる対策も有効ですが、設置するだけで効果が見込める毒エサによる駆除は手間がかからずおすすめです。

捕獲罠を置く

ゴキブリの好む匂いを発する捕獲器で捕まえる方法もあります。棚の裏など、ゴキブリが好む暗く狭い場所に設置することで効果が期待できます。

くん煙剤を使用する

昼間、ゴキブリは狭い場所に隠れているため、目視で探し出すのは困難です。くん煙剤であれば、部屋すべてに駆除剤を行き渡らせられるため、隠れたゴキブリにも効果的です。

しかし、火災報知器やガス漏れ警報器が作動する場合があるため、カバーで覆うなどの対策が必要な場合があります。くん煙剤はゴキブリ駆除に便利ですが、説明書をよく読み使用することが重要です。

ゴキブリがいなくならない場合

予防策や殺虫剤を使いできる限り対策したものの、ゴキブリが減らない場合があります。対策が不十分であったり、殺虫剤の使い方が悪かったりする場合、効果的な駆除ができません。また、ゴキブリが大繁殖している場合にも、健康被害が出る前に早急な対策を考えなければなりません。

業者に依頼する

対策したけれど発生する、または大量発生によりゴキブリが駆除しきれない場合は、駆除業者へ依頼しましょう。幅広い知識に基づいた効果的な対策ができるため、ゴキブリの確実な駆除が期待できます。また、駆除業者の薬剤は市販品よりも効果が高く、半年〜1年もの期間効果が持続するため、再発しにくいです。

良い業者を見極めるポイント

駆除業者に依頼するとお金がかかるため、安ければ安いほどありがたいものです。しかし、格安さだけを売りにする駆除業者は、作業の質が低く、誠実さに欠ける傾向があります。「駆除ができていない」「再発後の対応がない」「見積書よりも高くなった」などのトラブルが起こりかねません。

優良企業を見つけることは、効果のある駆除を行ううえで大事です。優良業者の特徴を紹介しますので、検討中の業者があれば、当てはまっているかチェックしましょう。

・説明・作業が丁寧
・見積書にすべての作業と費用が記載されている
・アフターフォローが充実している

丁寧な説明や作業は、豊富な実績の証明であり、信頼される駆除業者の必須条件です。ゴキブリ駆除の手順や必要性に関して丁寧な説明ができる業者を選ぶべきです。

また、駆除の総額が見積書に記載されていることも重要です。見積書にすべての手順と費用が記載されているか確認しましょう。

さらに、アフターフォローの内容も確認しておきましょう。ゴキブリはどこにでも存在するため、駆除は再発する可能性がゼロではありません。よって保証の有無は重要であり、再発を想定した再駆除などのフォロー体制が充実している業者は優良であるといえるでしょう。

駆除の窓口におまかせ

業者選定に迷ったら「駆除の窓口」がおすすめです。対応実績10万件以上を誇る害虫駆除のエキスパートである駆除の窓口は、対応が早く、専門知識、経験ともに申し分ありません。

また、見積書の金額以上に費用がかかることがありません。見積書に関してしっかりと説明し、納得したあとで作業を開始することを心がけています。

さらに、作業日から一定期間は再駆除を無料で行うなど、しっかりとしたアフターフォローを受けられます。

ゴキブリは見た目が不快なため、すぐにでも業者に依頼して駆除したいのではないでしょうか。しかし、急いで駆除業者を決めるのは得策ではありません。業者の選定に迷うときには駆除の窓口をおすすめします。

まとめ

ゴキブリの生態、対処方法や予防、優良業者を見つけるコツについて詳しく解説してきました。ゴキブリは繁殖力が高く、放置しておくと不衛生であるため、迅速に駆除することをおすすめします。

また、ゴキブリを寄せ付けない環境を作ることも忘れてはなりません。エサを排除すること、ゴキブリの好む環境へ侵入できない対策をとることが重要です。

対策が難しい場合は駆除業者に依頼しましょう。迷った場合は駆除の窓口に依頼することをおすすめします。見積書へ費用総額が記載されており、誠実でスピーディな対応が可能です。また、再駆除などの充実したアフターフォローがあるため、しつこいゴキブリに対する完全駆除が期待できます。「駆除の窓口」を利用して、ゴキブリが現れない住居を手に入れましょう。

メインコラムはこちら