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【鍵トラブル】車の鍵が回らないときの原因と対処方法 【鍵トラブル】車の鍵が回らないときの原因と対処方法

車の鍵が回らなくなり、急いでいるのに困った経験がありませんか?
故障なのか、操作手順に問題があるのか、その理由がわからず焦ってしまいますよね。

今回の記事では、そんな車の鍵が回らないときの原因と対処法をわかりやすく解説していきます。

車の鍵が回らない原因とその解決策

「突然、車の鍵が回らなくなった」「なぜか、エンジンがかからない」

そんな予想外のトラブルが起こった時、冷静に対応できるようその代表的な原因と解決策をご紹介。
いくつか理由があるため、もし実際にトラブルが起こってしまった場合は落ち着いて一つ一つ確認していきましょう。

バッテリー

【原因】
車の構造上、バッテリーが上がっていれば鍵が回ってもエンジンがかかりません。

車のバッテリーが上がる最大の原因は、エンジンを停止した状態なのにヘッドライトやハザードランプ、室内灯を消し忘れてしまうことです。
他にも長期間車に乗っていない、バッテリーの充電忘れ、バッテリーの寿命なども挙げられます。

また、気温の低い冬や寒さの厳しい地域はバッテリー液と呼ばれる希硫酸の性能が落ちやすいため、バッテリーが上がりやすい傾向にあるようです。

【解決策】
バッテリーが上がった場合、他の車(救援車)からバッテリーを充電してもらいましょう。

これを「ジャンピングスタート」といいます。バッテリーの充電に必要なブースターケーブルを緊急時に備えて車に積載しておくといいかもしれません。
充電をおこなう時、救援車の電圧が12Vの乗用車であること、双方の車のエンジンを切ること、ブースターケーブルを接続する順番やプラス(赤)とマイナス(黒)を間違えないことなどに注意してください。

基本的なバッテリーの充電方法は、以下の流れになります。

1)車のボンネットを開け、バッテリーの位置を確認する
2)双方の車にブースターケーブルを接続する
3)救済車のエンジンをかけ、充電開始
4)充電から1分~2分ほどを目安にケーブルをつないだ状態で、バッテリーが上がっていた車のエンジンをかける
5)エンジンがかかったら充電終了

高性能の小型バッテリー充電器「ジャンプスターター」があれば、ブースターケーブルや救済車がなくても車のバッテリーを充電することができます。
また、ロードサービスを利用するのも解決策のひとつです。充電完了後は30分~1時間くらいエンジンをかけておけばすぐにバッテリーが上がる心配もありません。
ただし、バッテリーは1度上がってしまえば機能が低下します。できるだけ新しいバッテリーに交換した方がよいでしょう。

ハンドルロック

【原因】
ハンドルロックは、車のエンジンを切り鍵を抜いた状態からハンドルを回すと強制的にロックがかかり、ハンドルを回せなくなる機能です。

これは盗難防止のために搭載されている機能で、エンジンの鍵を挿すことはできますが回すことができません。
鍵を抜いた後に不可抗力でハンドルを動かしてしまったり、大きくハンドルを回した状態でエンジンを切ってしまうと作動してしまいます。

【解決策】
ハンドルロックは鍵さえあれば簡単に解除ができます。

最初に、ハンドルを左右に回しながらエンジンの鍵を回してください。ハンドルとキーを同時に回すことがポイントです。
車の鍵がスマートキーの場合はギアがP(パーキング)入っていることを確認し、ハンドルを左右に回しながらエンジンスイッチを押してください。
先述したように、ハンドルロックは車を停止した後にハンドルを回すと機能します。車の停止後は極力ハンドルを動かさないように心がけましょう。

ギア

【原因】
ギアのモードが適切な位置でなければエンジンの鍵は回りません。
車の操作手順において基本的なことなのですが、うっかりと忘れてしまうことも多いようです。

【解決策】
ギアのモードが正しい位置に入っているのかしっかりと確認してください。
オートマチック車(AT)なら「パーキング(P)」であり、マニュアル車(MT)なら「ニュートラル(N)」がエンジンの鍵を回すときに適正なギアの位置です。

フットブレーキ

【原因】
フットブレーキの踏み忘れもエンジンの鍵が回らない原因に挙げられます。
これは、エンジンがかかった瞬間に車の急発進を防ぐために備えられた安全対策の機能です。

【解決策】
フットブレーキを踏みながら、エンジンの鍵を回してください。

鍵穴

【原因】
バッテリーや操作方法に問題がないにも関わらずエンジンの鍵が挿さらない、回らないときは、シリンダー内に異物が混入している可能性があります。

異物混入のおもな原因は、子どものいたずら、経年によるホコリや砂の蓄積、鍵穴専用以外の市販クリーナーを使い油やホコリが固まってしまうことなどです。
また、エンジン部分のシリンダーそのものが経年使用によって劣化・摩耗し、鍵穴に鍵が挿さらないケースも少なくありません。何回も鍵を抜き差しすることでシリンダーが摩耗し、損傷することもあるからです。

【解決策】
まずは異物を除去するため、エンジンの鍵を挿すシリンダーを掃除しましょう。
シリンダー内にある異物を掃除器や歯ブラシなどで取り出し、鍵穴専用の潤滑油を差せば問題を解決できるかもしれません。シリンダーが損傷している場合はディーラーや車の修理工場などにシリンダーの交換を依頼しましょう。
鍵の専門業者でも取り換えに対応してくれます。交換費用は、車種、鍵の種類、依頼する業者などによっても異なるため、必ず事前に料金の確認をおこなってください。

鍵本体

【原因】
鍵本体に破損や損耗がある場合も鍵が回りません。
曲がりや折れ、ギザギザしている部分に変形・欠損などがあれば、鍵がシリンダーに挿さらなかったり、挿さっても回せなくなったりします。

鍵が破損や損耗する大きな原因は、経年使用によるものです。
また、合鍵屋で作成した複製の鍵も精度や耐久性などに問題があるため、このようなトラブルにつながりやすくなってしまいます。

【解決策】
スペアキーが手元にない場合は、プロの専門業者に新しいスペアキーの作成を依頼してください。
スマートキーの場合は電池切れの可能性も考えられるため、電池交換をおこないましょう。

鍵は回るけど動かないのはどうして?対処法も合わせてご紹介

車のキーを回してもエンジンが起動しない場合、その理由は多岐にわたります。ガソリンがない、バッテリーの問題、ハンドルロック、あるいはエンジン自体の故障など、さまざまな可能性が考えられます。下記では、そんなときに考えられる原因と、それぞれの状況に応じた対処法について解説します。 特に、車の内部に関わる故障や不具合は専門的な知識が必要な場合が多く、自分での対処が難しいときは、JAFのようなロードサービスを利用することが賢明です。

そもそもガソリンが入っていない

車が動かない主な原因のひとつはガソリン不足です。ガソリンメーターをチェックしてタンクが空か確認しましょう。空ならガソリンスタンドへ押して行くか、ロードサービスの補給を頼む必要があります。ただし、ガソリン不足以外にもバッテリーや機械的問題が起因することも。自身で原因を見極められない時は専門家に相談しましょう。また、久しぶりに使う車はガソリンの劣化も疑ってください。

セルが回らない、キーを回した後の音がいつもより遅い

車の鍵が回るもののエンジンがかからない、セルが回らない、キーを回した後の音が遅いなどの問題は、複数の原因が考えられます。これらにはバッテリー不足、オルタネーターやセルモーターの故障、電気系統の問題などがあります。バッテリーが原因の場合は充電または交換が必要ですが、それでも解決しないときは専門家に診てもらうことが大切です。オルタネーターやセルモーターはエンジン動作に必須で、故障すると充電不能やエンジン不動となります。これらは経年での劣化が原因で故障することが多く、定期的なメンテナンスが必要です。
交換費用はオルタネーターが50,000〜100,000円、セルモーターが30,000〜50,000円が目安です。

カーナビや車内の電気がつかない

車の鍵が回っても動かない、カーナビや車内電気が機能しない問題は、電源系統に起因することが多いです。バッテリーの劣化やヒューズの断線などが一般的な原因として挙げられます。バッテリーが原因なら、充電または交換が必要になります。バッテリーに問題がなければ、電気系統のチェックが必要です。ヒューズが切れている場合、エンジンに必要な電流が供給されず、車が起動しなくなります。このようなトラブルは自分で解決するのが難しいことが多く、専門家の手を借りることをお勧めします。ヒューズの交換は自分で行うことも可能ですが、車によってヒューズボックスの位置が異なるため、事前にその位置を確認しておくと良いでしょう。

キーを回すと「カッカッカッ」と空回っている音がする

車の鍵が回っても動かない状態で、「カッカッカッ」という音が聞こえる場合、スターターモーターの異常が疑われます。この音はスターターモーターのピニオンギアがエンジンのフライホイールと正しく噛み合わずに空回りしているサインです。バッテリー電力不足、スターターモーターの故障、またはスターターリレーの不具合が原因である可能性があります。対処法としては、まずバッテリーの電圧をチェックし、問題がなければ専門家にみてもらう必要があります。
エンジン故障も起動不良の一因です。オーバーヒートやエンジンオイル不足はエンジン機能の障害を引き起こします。エンジンの異常症状は経年劣化で発生しやすくなるため、早期の点検が重要です。異常音や運転中の不審な挙動が見られたら、速やかに専門家に相談しましょう。

新しく鍵を作ったり、鍵の修理の場合の費用は?

鍵のトラブルはいつでも起こりうる問題です。新しい鍵の作成や修理が必要になった場合、どれくらいの費用がかかるのか気になるところです。
ハンドルロック解除から鍵の作成、折れた鍵の抜き取り、バッテリー充電まで、様々な状況における費用の目安をご紹介します。

ハンドルロック解除の場合

ハンドルロックの解除は通常、ハンドルを左右に動かしながらキーを回すことで可能ですが、ロック自体が故障している場合、解除が難しくなることがあります。故障していると、ロックがかからなくなるか、または全く解除できなくなります。このような状況では自力での解除は難しく、専門家に修理を依頼する必要があります。費用は車の型やロックの種類によって異なりますが、一般的な修理であれば16,000円から40,000円程度を見込むことが多いです。ただし、外国車など特殊なケースでは60,000円以上かかることもあります。

鍵の作製の場合

車の鍵を新たに作成する際、費用は鍵のタイプによって異なります。普通のギザギザがあるタイプなら1,000円程で可能ですが、それ以外の鍵なら13,000円〜20,000円ほどかかります。スマートキーやイモビライザー付きの場合は、車種により数万円から10万円以上になることもあります。最終的な費用は依頼する業者やディーラーによって変わりますので、事前に確認することが大切です。

鍵が折れてしまい鍵抜きが必要な場合

車の鍵が折れた際、鍵抜き作業の費用は8,000円から15,000円程度です。自分で修復しようとすると、状況を悪化させキーシリンダーの交換が必要になる恐れがあるため、専門業者への依頼が推奨されます。キーシリンダー交換には50,000円から100,000円の費用がかかることがあるため、適切な対応を取ることが大切です。

バッテリー充電の場合

車のバッテリー充電はガソリンスタンドで約2,000円で可能ですが、急速充電はバッテリーの劣化を早める恐れがあります。JAF会員は無料でサービスを受けられ、ディーラーやカー用品店でも対応可能です。充電ではなくバッテリー交換が必要な場合もあるため、ヘッドライトやルームランプをつけっぱなしにしないよう注意し、定期的な点検を忘れずに。

エンジン以外の箇所で鍵が回らない可能性のある箇所もチェックしてみましょう

車のエンジン以外でも、鍵のトラブルは発生します。日常頻繁に使用するドアやトランクは特に、不具合のリスクがあります。以下は、鍵が回らない可能性のある主な箇所です。
・車のドア
・車のトランク
これらの部分のチェックを怠らず、問題が見つかった時は迅速に対処しましょう。

車のドアの鍵

車のドアの鍵が回らない場合、シリンダー内の異物混入や鍵自体の摩耗、ドアノブの故障が原因の一つとして考えられます。ほこりや砂などの細かいゴミが原因である場合、掃除機を使って吸引することで問題を解決できることがあります。また、いたずらによるゴミの混入も考えられますので、まずは状態を確認してみましょう。

車のトランク

トランクの鍵が回らない場合、ドアの鍵と同様、ほこりやゴミがシリンダー内に入り込んでいる可能性があります。掃除機で吸引することで改善される場合が多いです。しかし、潤滑剤の使用は推奨されません。これは、潤滑剤がほこりを引き寄せ、問題を悪化させる恐れがあるからです。改善が見られない場合は、専門家に相談することをお勧めします。

車の鍵が回らないときは専門業者に相談を!

鍵が回らない、鍵が挿さらないとき、ある程度なら自分で解決することができます。

しかし、その原因がエンジンの鍵穴や鍵にあった場合、自力での修理や交換はおすすめできません。
素人の作業はさらに鍵穴や鍵を損傷させ、逆に費用や時間などがかかってしまうリスクが大きくなるからです。

少しでも不安を感じるのならば、豊富な知識と経験、優れた技術を誇るプロの専門業者に相談しましょう。
基本的に電話1本で現場に急行し、鍵の種類やメーカーなどに最も適した方法を駆使して悩ましい問題を解決してくれます。

鍵のトラブルは鍵修理の窓口

鍵修理の窓口」は過去に11万件以上のトラブルに対応してきた鍵のプロ。
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鍵のトラブルにあったときは、まず「鍵修理の窓口」に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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