ガラスが割れる原因とは?ケース別に原因を解説&対処法までご紹介!
#窓ガラスが割れる原因
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外出から帰ってきた時に家のガラスが割れていたり、家の用事をしていたらガラスが割れる音がしたらびっくりしますよね。
それに、ガラスを割れたままにしていては、空き巣に狙われたり、ケガをしてしまったりするかもしれません。
この記事では、ガラスが割れる原因と対策方法を丁寧に解説していきます。
原因と対策をあらかじめ知っておけば、慌てることなく適切な対応ができるので、最後までチェックしてください。
目次
└原因①:衝突によるガラス割れ
└原因②:ガラスが自然に割れる原因
└原因③:経年劣化によるガラス割れ
・ガラスに衝撃が加わり割れる場合
└ケース①:人の転倒による場合
└ケース②:侵入者による場合
└ケース③:物が飛んでくる場合
・ガラスが自然に割れる場合
└自然に割れるケース①:熱割れ
└自然に割れるケース②:錆び割れ
・ガラスが割れるのを防ぐ対策法
└対策法①:割れにくいガラスに交換する
└対策法②:フィルムやシートを貼る
└対策法③:防犯対策を強化する
└対策法④:自然割れが起きにくい環境を整える
・賃貸住宅の窓ガラス修理は借り主負担?
・ガラス割れの原因に合った対策をしよう!
・ガラス修理を業者に依頼するなら
└ガラス修理業者の選び方
■見積もりの詳細さ
■保障の有無と内容
■対応の素早さと丁寧さ
そもそもガラスが割れてしまう原因とは?
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ガラスが割れると聞くと、物がぶつかったりして割れることを想像しやすいですが、原因はそれだけではありません。
ガラスが割れる主な原因を3つ紹介します。
原因①:衝突によるガラス割れ
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1つ目は、物がぶつかって割れる場合です。
一番イメージしやすい割れ方ではありますが、衝突の原因も様々です。
①台風や強風で物が飛んできた
「まさかここまで物が飛んでくるなんて・・・」と、特に対策をしていなくてガラスが割れてしまう場合に多いのが風によるものです。
小さな石でも突風でガラスにあたると、とても強い衝撃になるのでガラスが割れてしまいます。
②バールでガラスを割られた
不法侵入者がドアのこじ開けや窓ガラスを叩き割るときに使われるのがバールです。
強化ガラスであっても、バールで叩くと簡単に割れてしまいます。
物がぶつかった時とバールでわざと割った時では割れ方に違いがあります。
物があたった時は、ぶつかった箇所から放射線状にひびが入る割れ方をします。
一方でバールでの割れ方は不規則な割れ方をしていることが多いので違いも知っておきましょう。
![衝突によるガラス割れ](img/column03_13.jpg)
原因②:ガラスが自然に割れる原因
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2つ目は、熱割れと呼ばれるガラスの温度差によって起きるガラス割れです。
特に冬場に起こりやすい現象で、窓のサッシに触れているガラスの端は冷えているのに、直射日光があたる中心部の温度が上がったときに起こります。
温度が高くなった中心部だけが膨張し、その膨張が原因でガラスにひびが入ってしまいます。
ガラスの端から細い1本から2本のひびが入るのが特徴なので、ガラスに線が入った時は熱割れを疑いましょう。
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原因③:経年劣化によるガラス割れ
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3つ目は、経年劣化によってガラスが割れてしまう場合です。
とは言っても、経年劣化でガラスが直接割れることは多くありません。
ガラスは全く劣化しないわけではありませんが、かなり劣化しにくい素材だからです。
では、経年劣化でガラスが割れる原因は何かと言うと、網入りガラスのワイヤーの錆びが原因で割れることがあります。
ワイヤーは金属のため、どうしても少しずつ錆びがでてきます。
その錆びによってワイヤーが膨張し、ガラスが耐えきれなくなって割れてしまうことがあります。
このように、ガラスが割れるといっても様々な原因があります。
ここからは、さらに詳しくガラスが割れる場面とその対応を解説していきます。
ガラスに衝撃が加わり割れる場合
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衝撃によるガラス割れが原因のひとつであることを紹介しましたが、より具体的な衝撃が加わる状況と対策を見ていきましょう。
ケース①:人の転倒による場合
大切な家族、特にお年寄りや子供たちが、うっかり窓ガラスにぶつかってしまうことがあります。
玄関やベランダのガラスは特に注意が必要です。体重が重いと、怪我をするリスクも高くなります。
強化ガラスを使えば、普通のガラスよりも割れにくく、もし割れても小さな粒状になり、広がりにくいので安心です。
衝撃が均等に分散されるので、破片が狭い範囲に留まり、安全性が高まります。ただ、防犯の面では、バールなどには弱い点があります。
もっと安全で防犯性にも優れた選択肢としては、合わせガラスがおすすめですよ。
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ケース②:侵入者による場合
日々の安心のために考えるべきことは、家の防犯対策です。
例えば、強化ガラスや網入りガラス、これらは防犯にはある程度効果がありますが、完璧ではありません。
特に網入りガラスは、割れる音が小さく、泥棒にとっては侵入しやすいのです。強化ガラスも、残念ながら、特定の道具を使えば割れてしまうことがあります。
家は安全な避難所であるべきです。だからこそ、防犯ガラスを使用し、窓に格子や補助錠を付け加えるなど、さらに安心できる対策を施すことが大切です。
これらを組み合わせることで、侵入の危険をぐっと減らすことができるのです。
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ケース③:物が飛んでくる場合
台風の際、飛散する物体によって窓ガラスが破損するリスクは気になる点ですね。台風対策として、雨戸を設置したり、窓に格子を取り付けることが効果的です。
スタイリッシュなデザインの製品が豊富にあり、家の外観を妨げることなく対策ができる点は魅力的です。
家を台風から守るために、台風に強いガラスへの交換も良い選択です。特に、合わせガラスや強化ガラスは割れにくく、安全性が高まります。
合わせガラスは、飛んでくる物体を防ぎやすく、万が一割れても破片が飛び散りにくいのが特長です。ペアガラスの一枚を合わせガラスにすることで、台風に強い窓を作ることも可能です。
これらの工夫で、台風の時の不安を少しでも減らすことができると思います。
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ガラスが自然に割れる場合
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次は自然にガラスが割れる状況と対策を解説します。
自然に割れるケース①:熱割れ
窓ガラスが熱割れする、これは、ガラスに温度差が生じることで起こります。暖かい場所と冷たい場所が混在すると、その境界でヒビが入ることがあるのです。
特に、結露や暖房の風、家具の配置が原因で、ガラスの一部が熱くなり、温度差で割れてしまうこともあります。網入りガラスでは、内部の金属が膨張し、割れやすくなることもあります。
熱割れを防ぐためには、結露をこまめに拭き取る、暖房の風を直接ガラスに当てない、家具の配置を見直すなど、ちょっとした工夫が大切です。
ガラスは、急激な温度変化にも弱いので、季節の変わり目には特に注意が必要です。
室外機からの熱風や断熱フィルム、ワイヤーの錆も原因になることがあるので、日頃からのケアが大事ですね。
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自然に割れるケース②:錆び割れ
網入りガラスのワイヤーが経年劣化によって錆びてしまい、ガラスが割れてしまうのが錆び割れですが、錆びの原因は水です。
雨や結露の水がガラス内部のワイヤーに触れてしまって錆が進んでしまいます。
これを防ぐためにはサッシにはめ込むパッキンの管理が必要です。
パッキンはゴムのため年数が経つと、弾力がなくなって硬くなってしまいます。
硬くなった結果、サッシに隙間ができて雨や結露の水が入り込み、ワイヤーの錆びを引き起こします。
そのため、パッキンを数年ごとに交換するか、網入りガラス以外の防火ガラスに交換することで防ぐことができます。
ガラスが割れるのを防ぐ対策法
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様々な原因で起きるガラス割れですが、できることなら起きて欲しくないです。
そのため、ガラスが割れるのを防ぐためにできる対策法を4つ紹介します。
対策法①:割れにくいガラスに交換する
最も効果的なのはガラスそのものを割れにくいものに交換することです。
強化ガラスや合わせガラスに交換することで、割れるリスクそのものを減らすことができます。
ただし、すでにお伝えした通り強化ガラスは防犯性能は低いので、可能であれば合わせガラスへの交換がおすすめです。
合わせガラスは2枚以上のガラスを接着させており、割れにくいだけでなく、万が一割れても破片が落ちにくいので安全です。
2枚のガラスの間に樹脂膜があるので、ガラス破りもしにくく防犯対策にもなります。
対策法②フィルムやシートを貼る
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ガラスを割れにくいものに交換するのが一番ですが、どうしても費用が高くなってしまいます。
そんな時は、防犯フィルムや飛散防止シートを使う方法があります。
ガラス割れを直接的に防いでくれるわけではありませんが、ガラスが飛散するのを防いでくれます。
フィルムやシートには断熱や紫外線カットなどの効果が付いているものもあるので、寒さ対策や紫外線対策としても使えます。
ただし、網入りガラスや複層ガラスにフィルムやシートを貼ると、熱割れのリスクが高くなるのでやめておきましょう。
対策法③:防犯対策を強化する
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割れにくいガラスにしても、故意に割られてしまうとどうしようもありません。
そこでおすすめなのが、防犯対策をすることで、そもそも狙われにくくすることです。
具体的には、窓に格子をつけることや補助錠をつけることがあげられます。
他にも、防犯砂利(踏むと音がなる)やセンサーライトをつけることも有効です。
防犯意識が高い家だと認識されれば、そもそも不法侵入者はやってこないので、わざと割られる可能性が低くなります。
ガラス自体の対策も重要ですが、防犯対策もまとめてしておくとより安心安全に暮らせます。
対策法④:自然割れが起きにくい環境を整える
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熱割れや錆び割れなど自然に起きるガラス割れも、起きにくいように対策が可能です。
熱割れの対策には以下の方法があります。
①直射日光が当たる場合は、サンシェードやすだれなどで日光をやわらげる
②エアコンの室外機や家具をガラスのすぐそばに置かない
③結露など濡れた場合はすぐにふき取る
錆び割れの対策には以下の方法があります。
①ガラスや窓のサッシを定期的に掃除する
②パッキンを定期的に交換する
どちらも熱割れや錆び割れを起こしにくいガラスに交換することも方法ですが、費用もかかるので、まずはできる対策からしていきましょう。
賃貸住宅の窓ガラス修理は借り主負担?
賃貸住宅においては、窓ガラスが割れた際の修理費用が気になるものです。
自然に起こる熱割れや、経年劣化による割れなどは、基本的には家主さんが修理費を負担してくれます。
もしうっかりした行動でガラスが割れてしまった場合は、修理費を支払うことになります。また、空き巣などの犯罪でガラスが割れた時も、大抵は家主さんが費用を出してくれます。
ただ、割れたことをすぐに報告しなかったり、契約によっては特別な条項がある場合、費用を負担することもあります。そういった特約は、きちんと説明され、合意がないと無効になることもあるので、契約内容はよく確認しましょう。
何か問題が起きた時は、消費生活センターや火災保険に相談するのも一つの手です。そうすることで、問題解決のサポートを受けることができます。
消費者センター問い合わせ先:https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
ガラス割れの原因に合った対策をしよう!
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今回、ガラスが割れる原因と対策方法を解説しました。
何かがぶつかって割れたり、放っておいても割れてしまったり、ガラスが割れる原因は本当に様々です。
だからこそ、できる対策をしっかりとって、ガラスが割れないように予防することが大切です。
また、ガラスが割れない対策ばかりをしてしまって、防犯対策がおろそかにならないようにすることも重要です。
ガラス割れ対策も防犯対策も、どちらも安心して住むためには欠かせないものなので、できる対策をしっかりして安心安全な家にしていきましょう!
ガラス修理を業者に依頼するなら
窓ガラスの修理業者を選ぶ時、大切なのは、どの業者が信頼できるかです。 見積もりの詳細や保証内容、対応の速さと丁寧さをチェックして、安心できる業者を見つけましょう。 ちょっとしたポイントに気をつけるだけで、安心して修理を任せられます。
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ガラス修理業者の選び方
窓ガラスの修理業者を選ぶ際、特に注目すべきは、見積もりの明確さ、保証の充実度、そして対応の迅速さと丁寧さです。
明瞭な見積もりを提供する業者は、料金に関する不安を解消してくれますし、修理後のフォローや保証がしっかりしている業者を選べば、
予期せぬトラブルにも安心して対応できます。また、緊急時に迅速かつ丁寧に対応してくれる業者は、心強い存在です。
これらの大切なポイントについて、次の記事でさらに詳しく解説していきますので、信頼できる業者選びの参考にしてください。
ガラス修理を依頼する際、見積もりの詳細には特に注意が必要です。
業者によって、見積もりの出し方は様々です。一括で提示するところもあれば、ガラス代、施工費、出張費といった具合に細かく分けてくれるところもあります。
ざっくりとした見積もりを出す業者だと、後から追加料金が発生することもあるので、注意が必要です。
でも、内訳を丁寧に記載してくれる業者を選べば、追加料金の心配も減り、安心して修理を依頼できます。
修理をお願いする時は、この点をしっかりと確認して、後悔のない選択をしましょう。
窓ガラスの交換や修理をお願いする時、業者の保証があるかどうか、その内容は何かを確認することは重要です。
プロの業者でも、時には思わぬトラブルが起こることがあります。そんな時、保証があれば、もしもの時も安心して無償で対応してもらえるのです。
でも、保証がない業者を選んでしまうと、私たちのせいではないトラブルにも無償対応してもらえないことがあります。
ですから、料金だけでなく、保証の有無やその詳細をしっかりチェックすることが、後で困らないためにもとても重要です。
安心して任せられる業者を選んで、心配事を減らしましょう。そうすることで、後で後悔することなく、安心して修理を任せられる業者を選ぶことができます。
業者の迅速な対応と丁寧なサービスは、心強い支えとなります。緊急時に素早く対応してくれる業者は、
安心感をもたらし、休日や夜間でもサービスを提供する業者や、自宅近くに事務所を構える業者は、迅速な対応が期待できます。
さらに、対応の丁寧さも見逃せないポイントです。問い合わせや見積もりの際の担当者の対応を通じて、業者の作業品質や信頼性を判断できます。
細やかな説明と丁寧な作業は、不安を軽減し、信頼関係を築く助けとなります。
破損したガラスを放置すると、怪我や侵入のリスクが高まるため、迅速かつ丁寧に対応してくれる優良な業者を選ぶことが、安全と安心を守る上で非常に重要です。
信頼できる業者に依頼することで、安心してガラスの問題を解決しましょう。
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